2026/09/26 10:00

インダストリアルインテリアというと、黒いアイアンや無骨な家具を思い浮かべる方も多いかもしれません。

けれど、素材の組み合わせ方によっては、無骨さだけではない落ち着きのある大人の空間をつくることができます。

今回のテーマは、木・ガラス・磁器。

木の温もり、ガラスの透明感、そして磁器の静かな美しさ。

それぞれ異なる表情を持つ素材を組み合わせ、クールでありながら、どこか温かみを感じられる空間を演出しました。

木の家具に合わせたのは、ひとり時間をゆっくり楽しめるヴィンテージ調のソファ。

そこへ透明ガラスの吊り下げライトを3灯。

少し暗めにした室内に灯りを落とすことで、光の中に浮かび上がる器が印象的なアクセントになります。

テーブルの上には徳利とお猪口、そして磁器の角皿。

角皿にはお酒と一緒に楽しみたい、ささやかな肴を添えました。

たくさんのものを置かなくても、素材の質感や光の陰影があるだけで空間には豊かな表情が生まれます。

木の素朴な温もり。

ガラスがつくる軽やかな透明感。

磁器の凛とした佇まい。

異なる素材だからこそ、それぞれの魅力が引き立ちます。

一日の終わりに、照明を少し落として、お気に入りの器にお酒を注ぐ。

誰かのためではなく、自分自身のために過ごす静かな時間。

そんな大人のひとり時間も、暮らしの中にある小さな贅沢なのかもしれません。

無骨さの中に、素材の美しさと心地よさを。

古いものと現代の家具を組み合わせながら、自分らしく楽しむインダストリアル空間。

そんな暮らしの一場面を、これからもご紹介していきたいと思います。


絵柄が似ている江戸期のお猪口はこちら↓
画像に近い江戸期の角皿はこちら↓