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染付 香合 呉石作 昭和三十年 九月某日
¥12,100
箱書表:染付 香合 呉石作 蓋裏:昭和三十年 九月某日(以前の所有者個人情報の為、画像掲載無) サイズ:4.2cm×4.2cm 高さ3.2cm (内側:2.8cm×2.8cm 深さ1〜1.2cm/実際に香を納める部分) 安南(ベトナム)を参考にした作風で素朴で味わい深い雰囲気です。 角も柔らかいカーブで作られており手に馴染みやすいフォルムです。 蓋の4画には、それぞれ漢字が書かれており蓋との合わせもしやすいデザイン。 蓋のカーブが緩やかで合わせる際に漢字を基準に閉められるとピッタリと納まる仕様です。 茶席で取り出した際にも「福」を手前に扱いやすい香合です。 「東」の角が割れておりましたので生漆による修理を施しました。 素朴なイメージが崩れない程度に若干金箔もふりかけてあります。 蓋上部の絵付けは雲母に獅子かと思われます。 ラーメンの丼でもお馴染みにぐるぐるは、双喜紋 (そうきもん)。 喜びが重なる、おめでたい文様です。 指先で持ち上げられる小ぶりで軽量な香合です。 茶道具の中でも人気の「安南風」 香合をお探しでしたらご検討ください。 *アクセサリー収納ボックスとしてご利用になられても素敵です! *内側底辺に布を敷いてリング入れとしてもOK! *内側に小さな造花・フェイクグリーンを敷き詰めてお届けも可能です! =実際にご希望の場合はご注文前にお声がけください。 =ドライフラワーの小さな花を敷き詰めてお届け可能です。 ご希望の雰囲気・カラーをお聞きした上でご希望の納期に合わせて制作します。 (香合としてお使いになられることを前提に取り外し可能品として制作します) 以下、少し長くなりますがご拝読ください。 西脇 呉石(にしわき ごせき ) 1879年(明治12年)3月8日 - 1970年(昭和45年)11月7日 の可能性を考慮して落款字典の画像を追加しております。 一致する落款がない為、念の為、 日本画家の三尾 呉石(みお ごせき)1885年〈明治18年〉5月10日 - 1952年〈昭和27年〉1月)も調べましたが一致せず。 上記簡単なご説明で恐縮ですが当方の鑑定結果とさせていただきます。 おそらくお弟子さんや陶工による作と思われます。 箱書きの筆跡は西脇呉石に似ておりますが、香合を主として鑑定しております。 箱書きに左右される判断は避けております。 予め、ご了承願います。 昭和30年代の、これから日本頑張るぞ!の時代の作。後世に残してください。 割れ物の為、レターパック不可/サイズ60でお届けします。
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野々村仁清 写し 京焼菖蒲文様三つ足香炉
¥69,800
サイズ:直径9cm(両耳正面幅10cm)×高さ13cm/口径4cm 野々村仁清 写し 当方の鑑定結果により写しとしてご案内いたします。 ◾️落款は仁清のものと近いが印字の押し具合がやや甘く読みにくい部分から本人作の場合は陰影により明確な印となる事から判断しました。 又、当方所有落款集よりサイズが合致至らず。 ◾️箱に損傷激しく下部分が抜けております。 ◾️先人の鑑定士らしき折り紙が同封されておりましたが本紙参照するには断定には弱い内容↓以下、和紙に書かれた内容 仁和寺門前住初代野々右清兵衛乃仁清作 仁清作銘入立形香炉元禄初期時代 {約:元禄時代に作られた野々村仁清の作 銘入 立形香炉と命名しております} <豆知識> 「仁清写し」と称される部類は江戸時代初期の陶工、野々村仁清の作風を模倣した作品のことを称します。 仁清は、華やかな色絵磁器で知られ京焼の発展に大きく貢献しました。 仁清写しは優雅なデザインや色使いを再現しようとした作品群を指します。 野々村 仁清(ののむら にんせい) 生没年は不明(17世紀の人物)/明暦から寛文にかけて活躍(下記西暦参照) 江戸時代前期の陶工 通称:清右衛門(せいえもん) 仁和寺宮から「仁」の一字を許されて仁清と号しました。 蒔絵の意匠を応用し、京焼色絵陶器に條作を残す。 明暦(1655-1657) 万治(1658-1660) 寛文(1661-1672) 上記時代に條作を残す と、少々、古美術品に慣れておられない方には「めんどくさっ!」と感じられる説明かと思いますが、こちらを明記せずに仁清作として販売するのは違法になる為、読みにくいかと思いますがご了承ください。 当方では上記のように判断しております。 ちなみに本人作の場合は数千万以上となります。 その事から、当方では違法販売業者にお譲りする事なく上記内容から仁清写をご理解いただける方にご案内させていただいております。 こちらを本物とするにはやや無理が生じるのですが出来が非常に良い為、詳しく説明させていただきました。 菖蒲柄の勝負にかけた絵柄で蓋のつまみには花が象られた洒落た印象の香炉です。 三つ足でガタ付きもなく安定感もあり、むしろ銘無しであれば価格を上げられたお品物です。 下手に銘入りになりますと価格が下落する良い見本とも言えます。 ぽってりとしたフォルムで可愛らしい印象です。 肌は京焼よりも薩摩焼のように貫入が一面に入っており象牙肌の仕上がりとなっております。 朱色と藍色に緑色、そして白とほんのり残った金彩で描かれております。 しっかりとした焼き締めを感じる強度もある逸品。 以前の所有者から買取のご依頼を受けた際に販売に至るまで、しばらく悩むお品物になると考えておりましたが、案の定、手元に来てから時間が経過してしまいました。 この度、初めてお披露目いたします。 勿論、ロマンを夢見て「いやいや野々村仁清作でしょ」と思われた場合は、ご判断はお任せします。但し、転売目的の場合は本物と称して販売する場合、古物商としての免許剥奪の恐れもあるお品物である事をお伝えしておきます。念押ししますが、当方では写判断です。 価格は時代を江戸期作の京焼(若干薩摩ではないかとも感じております)の香炉としての価格設定です。 仁清写は今も普通に作られております。 こちらは古の写となります。 「ややこしい」と思われた場合はお控えください。 香炉自体を「使いたい」と思われた方にご検討の程、よろしくお願いいたします。 *当事務所では鑑定書の発行は行なっておりません。 *破損している木箱は同封しますが底が抜けているので実用性ゼロです。不要の場合はご購入時にお声がけください。
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<歴史>青磁本香爐(青磁本香炉) 中国骨董
¥330,000
サイズ:直径11cm×高さ7cm(ホヤ含む高さ10cm) ホヤ直径9.8cm×高さ3cm ホヤは純銀製です。 <歴史の産物> 第二次世界大戦・大東亜戦争の頃、日本人としての在り方を感じる逸品。 <箱書き表> 齋藤子爵 愛品(さいとう ししゃく あいひん) → 子爵・齋藤氏が愛蔵していた品 特第二號(とくだい にごう) → 特別整理品の第2号(収蔵・分類番号) (当方の解釈) 齋藤實(さいとう まこと)を指している可能性が高いです。 日本の海軍大将・元老院議員・朝鮮総督・内閣総理大臣を歴任し、貴族として子爵を授けられた人物です。 齋藤實(1858–1936) 1929年:朝鮮総督 1932年~1934年:第30代内閣総理大臣 死後も所蔵品は整理され、遺族や旧華族により保存された可能性あり <箱書き蓋裏> 昭和八年九月廿一日 御厚恵々浴びス 青磁本香爐 朝鮮総督当時 中国李大人ヨリ記念ノ贈品 (当方の解釈) 齋藤實は昭和初期に朝鮮総督を務めており、中国側からの贈答品を受け取ったことは歴史的にもあり得ます。 当方を長年ご愛顧いただいております上顧客より譲り受けたお品物です。 箱書きの背景を考慮してネット上での販売を躊躇しておりましたが、歴史をご自身で解釈できる方にご検討いただきたく、この度、ご案内させていただく運びとなりました。 様々な情報の中で昭和初期の日本人の在り方と精神、他国との関係をご理解いただいておられる方に適したお品物です。 曖昧な態度ではなく律した姿勢と志を秘めた日本人の姿に対しての贈り物として捉えていただけましたら幸いです。 日本に限らず他国の歴史でも戦争は避けられない事実であり、それらの時代背景、解釈が求められるお品物が本来、古美術品の存在です。 「きれい」「かわいい」「かっこいい」の目から、より一歩踏み込んだ視点でご検討いただけましたら、ご覧の商品に限らず全ての古美術・骨董品の奇跡的な現存を深く感謝と共に所有していただけます。 何事も「気持ち」がないと存続しないのが歴史が物語る部分でもございます。 長くなりましたが、ご検討ください。 尚、当方と歴史的な会話を求められる方が多いのですが、現在は店舗ではなくサイト販売の為、お控えください。 ずっしりとした重みのある香炉です。 ご注意点としては青磁全般的に窓辺や直射日光にあたると色褪せが生じます。 それらも味わいではございますが、青を長く愛でたい場合はご配慮ください。 YouTubeは↓こちら 2025.12.19 am7:00公開 https://youtube.com/shorts/S0FYKfpffRM
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楽山窯鳥香合 長岡住右衛門十一代
¥5,500
サイズ:8×6cm 高さ4.5cm 昭和 共箱 長岡住右衛門 楽山焼とは島根県松江市西川津町市成の松平家別邸で焼成された陶器です。 1677(延宝5)年に2代藩主・松平綱隆の懇望で深川萩の陶工・倉崎権兵衛が召し抱えられ、伊羅保、斗々屋、刷毛目茶碗等の茶陶焼成に優れた手腕を見せました。 他に深川萩の赤川家と松本萩の佐伯半六の一族と考えられる加田半六も派遣されました。 楽山焼の2代は名工として名を馳せた弟子の加田半六が継承しましたが、4代加田半六の時代に御用焼物師を免職となって一時中絶しました。 1756(宝暦6)年に6代藩主・松平宗衍の命で布志名焼の陶工・土屋芳方が楽山焼に従事し25年間に亘って御用焼物師を務めたとされます。 出雲地方では慣例により芳方を楽山焼の代として数えていません。 11代 長岡空権 1929(昭和4)年生 11代長岡空権は10代長岡空處の長男として島根県松江市に生まれました。 1960(昭和35)年、11代坂高麗左衛門に師事しました。 1965(昭和40)年、11代長岡住右衛門を襲名しました。 1987(昭和62)年、日本工芸会正会員となりました。 2000(平成12)年、島根県指定無形文化財に認定されました。 伝統的技術を墨守して伊羅保茶碗を中心に作陶を展開しています。 鳥がぐるりと振り返る姿で足も添えられております。 毛を丸くして暖を取るような姿にほっこり癒されます。 すずめなのか?種類は不明ですが鳥類の特徴を捉えたフォルムで片手におさまる丸くて可愛らしい姿の香合です。 実際に使用された際に蓋がずれることもなく凹凸がしっかりと作り込まれておりますので気軽にお使いいただけます。 ちょっとした空間に添えて中に香を保管してください。 最近ではアクセサリー類を一時的に保管する使い方をされる方もおります。 目が合う瞬間が愛おしい。 そんな小さな工芸品です。 お香を添えて贈り物にも最適です。
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十二代 今泉柿右衛門 柿浮上香合
¥33,000
サイズ:5.5cm 高さ2.3cm 昭和 共箱 十二代柿右衛門 1922年(大正11年)尋常小学校国語読本巻10に「陶工柿右衛門」掲載される 1953年(昭和28年)十二代柿右衛門、渋雄(十三代)親子によって濁手素地の復元に成功する 1955年(昭和30年)「第2回日本伝統工芸展」にて日本工芸会賞を受賞 1957年(昭和32年)「第4回日本伝統工芸展」にて文化財保護委員会委員長賞を受賞 1958年(昭和33年)「ブリッシュセル万国博覧会」グランプリ受賞 1962年(昭和37年)勲4等瑞宝章受章 1963年(昭和38年)十二代柿右衛門 歿(86歳) 柿右衛門窯が代表とする柿をモチーフにした香合です。 柿の表面は盛り上がり筋も入った半立体的な表現が特徴です。 小さいながらも気品溢れる存在感が魅了します。 柿右衛門窯の歴史を今一度ご確認いただいた上で所有されると喜びも倍増されます。 柿の背景には青海波紋様が描かれており縁には雷紋が緑色で縁取られております。 蓋物は焼き上がりに合わせで完成させるのが難しいとされており、又、ご覧の香合は極小サイズの為、成形時に細心の注意が必要です。 昭和の高度成長期に活躍された12代。 見事な技術で伝統を受け継がれてきた証でもある小さな作品。 柿右衛門香炉をお持ちの方、合わせていかがでしょうか? 小さな贈り物としても喜ばれます。 ご検討ください。
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萩柏香合 十二代 田原陶兵衛
¥5,500
サイズ:5.5cm 高さ2.3cm 昭和 共箱 十二代田原陶兵衛 山口県長門市に1925年生まれ 父や兄に陶芸を学び、兄の死去後に家業を継承 茶道への造詣が深く、茶陶を中心に作品を発表 1981年に山口県無形文化財保持者に認定 1991年に没 柏は古くから神聖な木とされてきました。 柏の葉は秋に枯れてから春に新芽が育つまで落ちることがないことから男の子の成長と子孫繁栄の縁起を担いでいます。 端午の節句に食べられるようになった柏餅は縁起物として定着しました。 そんな柏の葉をモチーフにした香合です。 萩焼の温かみのある肌が優しい雰囲気を纏い使うたびにほっこり癒されるかと思います。 お気に入りの香を忍ばせて日常的にお使いください。
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白瓷(しらし)螺鈿盆子(いちこ・ぼんこ)香合
¥11,000
SOLD OUT
サイズ:6cm 高さ2cm 共箱 昭和 螺鈿が美しい香合です。 漆黒塗りに非常に細やかな螺鈿細工が施された品の良いデザイン。 七色に輝く枝葉が美しい小さな美術品です。 香合としてお使いになる他に内側に布を敷いてアクセサリー収納にされても素敵です。 螺鈿細工の作り方を一度お調べいただけましたら、ご覧の小箱の繊細な作りにため息が漏れるかと思います。 さりげないオシャレを好む日本人向けの道具です。 ご自身への贈り物にいかがですか? 五十の間=ごく楽と此世の間か五十間(出典:雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一四上) 文字も螺鈿 箱書きにある白瓷(しらし)=奈良・平安時代の古文献にみられる名称で、8世紀後半から猿投窯で焼かれ始めた灰釉陶器のことを指していると考えられます。
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釣(吊)透香炉 安土桃山時代
¥550,000
安土桃山時代 香炉部分 直径13cm 高さ12cm 吊るした場合の長さ78cm程 神の遣(鹿)を中央に仏教紋様が施された透かし香炉となっております。 仏教紋様 鹿は奈良の大仏で有名ですが、神の遣いとされております。 その事から神仏の場で用いられた香炉とします。 吊るし香炉にも様々ございますが、時代物は滅多に出会えません。 香道に長けた方のみならず、日常的に使用される方にお薦め致します。 創は勿論、状態も良好。 当方でも使用している為、古美術蒐集家の方でしたらご理解頂ける逸品かと存じます。
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唐津香合
¥22,000
サイズ:直径6.5cm×高さ5.5cm 昭和 共箱無 陶磁器の中でも蓋物は極めて難しいとされている形状です。 こちらは唐津焼の香合で昭和の作。 共箱はございませんが、とても美しいフォルムが特徴。 お気に入りの香炉の横に添えてご使用ください。 現代では香木を入れるよりもコーン型のお香を入れておく方も増えました。 蓋もキッチリと合わさります。 土の具合も50年程経過している為、落ち着いた雰囲気に仕上がりつつあります。 もっと育てたい場合は米のとぎ汁に一晩漬けおきすると光沢が緩やかになってきます。 自然に育てつのであれば日常的にお使いいただき気が付かれた頃には釉薬がなめらかになっていくので、その経過をお楽しみください。 日常的に香りを楽しまれる方にお薦めです。 <一緒に撮影した商品> 鎧(あぶみ)片方のみ https://nozomiart.base.shop/items/78636038 唐金 獅子摘み唐子香炉|耳輪可動|直径14cm 高さ15cm|重厚な趣ある香炉 https://nozomiart.base.shop/items/78634615 銅製 三つ足 香炉 https://nozomiart.base.shop/items/89516075
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極小 銅製 宣徳年製 香炉
¥22,000
サイズ:直径4.5cm(口:口径3cm)×高さ4cm 極小サイズの香炉です。 銅製の味わい深い質感。 小さいので存在感こそ控えめですが実用性に優れたサイズです。 玄関やリビングにほんのり香りを漂わせたい気分の際に、ひっそりと佇む侘び寂びを感じるアイテムです。 宣徳年製とございますが宣徳帝の時代に作られたものではなく、それでいてコピー品・贋物という訳ではございません。 宣徳帝時代の銅器のように作られたものには「大明宣徳年製」と刻印されているものが殆どであり、それらは日本でいう江戸時代〜明治時代に作られたものが殆どです。 江戸幕末期から明治時代に中国から多く輸入されたものがそれらに該当します。 銅製品には「宣徳年製」と刻印されているものが多く実際に明王朝最盛期の物を当時の技術で真似て作られた物と解釈していただければ幸いです。 (このように日本の陶磁器でいうと初期伊万里を真似て明治時代に作られたものも実在しており、それらを初期伊万里として販売するのはNGですが明治時代に作られた初期伊万里の写しとして明治時代に作られた物の市場価格で販売はOKとされております←この辺りの見分けがつかない方が古美術・骨董商に騙されたと騒いでしまう部分であり、昔はそのように時代を誤魔化して販売していた業者も実在しましたが現在では、それ程多くはないと感じます。蒐集・目利きに自信がない段階で銘や雰囲気でご購入されるのは控えた方が宜しいのはこの部分です。コピー品・贋物とされるものの定義がございます。わからない場合は当事務所発行の電子書籍をご一読ください) 写真・画像に共に写っているものは *鎧(あぶみ) https://nozomiart.base.shop/items/78636038 *宋胡録(スンコロク)香合 https://nozomiart.base.shop/items/78634773 参考写真として撮影しましたが、鎧にちょうど良く収まるサイズの2点を添えました。 鎧の吊るす部分が取手の役割を果たすのでお香を焚いている際の香炉の熱に直接触れることなく移動が可能です。 このように様々なアイテム・道具を組み合わせて日常的にご愛用いただけるようにご案内しております。 インテリア感覚で楽しまれると共に、作られた時代と受け継がれてきた年月をご理解いただけますと、より一層、愛着が湧きますし、物の良さを理解されて大事にしていただけるので少々細かい部分まで書き記しておりますがご理解いただけましたら幸いです。 古美術・骨董品を生活の一部に招き入れてみてください。 そして各ご家庭で代々継承され続けても宜しいですし後世に残せる物として今の時代はご自身で楽しむという「預かります」の感覚でおられますと不思議と何百年も受け継がれてきた訳・理由のようなものが肌感覚で伝わってきます。 長い歴史をそれぞれの役割を果たしながら大事にされてきた物をお手に取っていただき次の世代に譲られるまで愛でてあげてください。 何より使うほど、道具は味わい深くなります。 その味わいを今現代でより濃くしていただける方にご検討願います。
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宋胡録(スンコロク)香合
¥35,800
直径6cm 高さ5cm 14〜16世紀タイ シーサッチャナーライ窯 タイ国で14世紀以降焼かれた陶器。 桃山時代から江戸初期にかけて日本に舶載され、茶人が香合として珍重した。 書き方は「寸古録」とも書きます。 ご覧の通り、玉子ぐらいの大きさで手のひらにスッポリおさまります。 宋胡録香合の中でも一際小さなサイズで珍品です。 蒐集家必見のお品物。 場所も取らないコレクションとしてお薦め致します。 <一緒に撮影した商品はこちら↓> 鎧(あぶみ) https://nozomiart.base.shop/items/78636038 極小 銅製 宣徳年製 香炉 https://nozomiart.base.shop/items/89487133
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銅製 三つ足 香炉
¥88,000
直径11cm(口径5.5cm)×高さ7.5cm 開業以前にコレクションした物で今回初めてサイトでご案内致します。 現在も事務所にて時折使用しており育て中です。 裏に刻印がないので日本製の認識です。 作られた時代はホヤの形状や姿・形は定番の香炉の為、不明として使用しておりますが時代物です。明治頃の作と思われます。 鎧(あぶみ)にギリギリおさまるサイズの為、鎧を把手代わりにして事務所の玄関や室内とその時々、移動させて使用しております。 入手した当時は緑青が滲み出ていた為、使う毎にメンテナンスを行い続けておりましたらご覧のように色艶が蘇りつつあります。大体30年程手入れを行なってご覧の状態です。 蒐集家の方でもご使用になられる上でご検討いただけましたら幸いです。 鎧(あぶみ)はこちら↓ https://nozomiart.base.shop/items/78636038 唐津の香合はこちら↓ https://nozomiart.base.shop/items/82755661
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クリスタル香炉 クリスタル仏具 おしゃれ モダン仏具 仏壇
¥4,950
サイズ:直径7.5cm×高さ6cm 昭和-平成 お好きな香りを楽しむ方へ 華やかな雰囲気の香炉のご案内です。 又、どのようなお仏壇にも合うモダンクリスタル仏具です。 モダン仏壇・現代仏壇をお持ちの方におすすめです。 が美しく反射し多様な表情を楽しめる香炉はグレードの高いクリスタルを実感していただけます。 透明度が高いので輝きも一段と華やかに目に映ります。 様々な光の移ろいと透明感が仏壇を明るく華やかにしてくれます。 仏具というよりも普段使いのアロマグッズ・香炉としてご使用いただけます。 ダイヤカットの凹凸が一面に施されており窓辺に置いて輝きをお楽しみください。 下に敷物を添えると一段とお好みに近づける事が可能です。 素朴な木材やお好きな色味の布、コルクのコースターやレース等。 お部屋のトーンに合わせてください。 敷物はなくてもシンプルなインテリアグッズとして輝きます。 当ショップで販売中の日本香堂「かゆらぎ」シリーズのお香を添えてお楽しみください。 *香りによっては別々のご発送になる場合がございます。お薦めは沈香・白檀です。 お盆2025
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唐金 獅子摘み唐子香炉|耳輪可動|直径14cm 高さ15cm|重厚な趣ある香炉
¥66,000
時代を纏う、重厚な香炉。 こちらは唐金(からかね)製の香炉で、摘みに獅子、脚を支える高台には唐子があしらわれた縁起の良い意匠。 空間に格を添える逸品です。 ■ サイズ 直径:約14cm 高さ:約15cm ■ 特徴 ・耳輪は可動式:昔から「耳が動く香炉」は上等とされ、現在でも希少な仕様です。 ・獅子摘み・唐子高台:繁栄・子孫繁栄などの意味が込められた縁起物モチーフ。 ・香を焚く空間が小ぶり:少量の灰で済むため扱いやすく、日常使いにも適しています。 ■ 素材・風合い 唐金(銅合金)ならではのずっしりとした重みと経年変化の美しさが魅力。 ピカピカに磨くも良し、燻された自然な風合いを楽しむも良し。 使い手の趣によって育てていける香炉です。 ■ おすすめポイント ・割れ物ではないため初心者の方にも安心。 ・お気に入りの香炉が見つからない方にこそ、生涯の伴としておすすめできる逸品です。 ・インテリアとしても重厚感があり、現代の空間にもよく馴染みます。 香のある時間をお楽しみください。
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伊万里赤絵向付ホヤ付 香炉
¥15,950
SOLD OUT
江戸幕末期に作られた伊万里赤絵の向付にホヤを被せて香炉に仕立てました。 ホヤは鉄製で鍔(鐔)と同じ素材であることから江戸時代に作られた物。 憶測となりますがホヤの受けとなっていた香炉(器)の部分が破損して鉄製であったホヤだけ現存して現代まで残ったと想像しております。 ちょうど良いサイズの物を手元の商品で探しましたが、ホヤの爪部分も鉄で▲に作られておりましたので円の内側に陶磁器をハメ込むとなると爪の先で器に痛みが生じやすいと思い、敢えて器の内側に収まるサイズを選びました。 このほうが安定し、うっかりぶつけた際にも鉄のホヤが落ちる事がなくなるので内側としました。 真っ直ぐにはめるように添えてください。 爪部分にゴム製を施すように手を加える事も思案致しましたが、それも本来の姿に戻す事も難しくなるので避けました。 またしても憶測ですが鐔職人による作かと思われるのは透かし技術が見事な部分と笹の葉であろうデザイン、湾曲を描く上部の膨らみが見事に蓋のホヤとしての役割を果たしているところが江戸時代の粋な技術であるのが見受けられます。 ご覧の向付は単品販売も同時に行なっており1客のみ現存している為、単品で完売となりましたらご覧の香炉も完売となります。 ホヤ部分だけをご希望の場合は向付代金を差し引いて販売可能です。 お手元の器でサイズが合うものがございましたらお声がけください。 ホヤ:直径7.9cm×高さ1.5cm 鉄の太さ(周囲の円:5mm)爪3箇所 伊万里赤絵向付1客←向付単品ご希望の場合はこちらの商品名で検索してください。 向付サイズ:直径8.5cm×高さ6.5cm/税込4,950円で販売しております。 ホヤ代金はプラス税込11,000円としております。 ご覧のページの商品価格は上記金額の合算となります。 江戸時代で時代も合わせました。 向付を香炉として楽しむ粋で余裕なお心の持ち主にご検討いただけましたら幸いです。
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大樋焼手炙
¥165,000
本来は一対でした。 1つは完売。 共箱無(共箱は一対用でございましたが箱のみご希望の方に差し上げました) 直径23cm 耳含直径28cm 高さ20cm 幕末明治期 大樋焼は茶道家の憧れ。 内側に大樋焼の特徴、緑色の顔料跡が見えます。 全体的にまとまりがあり非常にセンスの良い手炙りです。 飴色の為、角度により色彩が異なって見えます。 画像は照明や撮影時間により色味が異なって見えております。 現在は鉢カバーとしてのご使用を推進いたします。