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<SET>伊万里陽刻獅子小皿2枚&昭和モダン 江戸切子 青 ブルー ワイングラス 食前酒 ショットグラス 2客+クロスハート スプーン&フォーク
¥27,500
<SET> ◾️伊万里陽刻獅子小皿2枚 江戸幕末期〜明治期 =直径12.2cm×高さ2.4cm ◾️昭和モダン 江戸切子 青 ブルー ワイングラス 食前酒 ショットグラス 2客 =直径6.3cm×高さ12.4cm(グラス部分高さ8.5cm) ◾️クロスハート スプーン&フォーク(新品)2セット 日本製 =フォーク:125mm・スプーン:127mm(箱サイズ:46×138×20mm) お二人様用 爽やかなブルーセットにしました。 真っ白な肌に陽刻の凹凸が粋な小皿には獅子が描かれております。 小皿は江戸幕末期から明治期に作られた骨董品です。 見込み(中央)に獅子が描かれている円の部分が少し窪んで(凹んで)いるのでグラスをが添えやすい形状でした。 そこで、ちょうど良いサイズのガラスで探してみましたところ、ご覧の江戸切子がピッタリ合いました。 これ程、ジャストサイズで収まる事も珍しいので、爽やかなブルーと透明、そしてホワイトのセット商品としてご案内いたします。 清涼感溢れる印象に、カトラリーはシルバーを添えようと、ロングセラー商品のクロスハートのスプーン&フォークセットも2人分。 こちらは新品未使用・箱入りでお届けいたします。 (スプーン2・フォーク2となります) ご夫婦やご友人とアイスクリームやヨーグルト、フルーツ等をお召し上がりください。 そして、元々は単体の商品ですので、小皿は取皿として、グラスは食前酒用にお使いいただく事も勿論、可能です。むしろ、重ねてお使いいただく頻度よりも個別に使用されるかと思います。 その際にも色彩に調和が取れておりますので、美しくお食事を楽しめます。 上記にも記載しましたが中央が凹んでいるので醤油皿としてご使用になる際には中心に醤油が溜まり獅子の表情がアンバー色となりレトロな雰囲気が増します。 あると便利な小皿とグラスです。 カトラリーも持ち手が湾曲しているので手に馴染みやすく客人にお出ししても気の利いたおもてなしになります。 クロスすると持ち手がハート型になるセットで長年販売を続けております。 (現在は単品販売ページは設けておりません/大量発注ご希望の場合はお声がけください) 送料はサイズ60です。 ※バラ売りはしておりません。 YouTubeは↓こちら 2025.8.4 am10:15公開 https://youtube.com/shorts/jEL3r9Chsvw
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昭和モダン5枚皿
¥4,700
昭和モダンの変形皿5枚組です。 グレーの地に艶のある黒で文様となっております。 黒が凸となっているので陰影が楽しめるモダンなデザイン。 カットされたショートケーキ等がちょうど納まるサイズです。 シンプルテイストがお好きな方や少し渋めの昭和レトロ雑貨がお好みの方にお薦めです。 傷などはございませんが裏側のブラックの釉薬に曇りが生じやすいので時々漂白を推進します。 昭和物ですので漂白剤OKです。 サイズ:16.7cm×14cm 高さ1.8cm *おそらく美濃焼(有田の可能性有り) モノトーンでシックな食器です。 ケーキ以外にも菓子や少量のサラダ、刺身や切り身の焼き魚、お肉料理と様々お使いいただけます。 デザイン重視の自由な雰囲気をお楽しみください。
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備前 小皿 1枚
¥5,500
直径9.5cm 高さ3cm 昭和 無銘 ちょうど良い大きさの小皿です。 風合いも程よく、使っていく内に、益々艶やかさが増す小さな器。 ご自身用に♪ ちょっとしたプレゼント用としても最適! 渋みのある備前焼は育てる器として人気です。 ご覧の小皿も小さいながらにドンドン使って色艶を育ててください。 小皿としてご使用になる他に時代劇のように盃としてご使用になられても粋な陶器です。 ぐい呑みをお探しでしたら、ちょっと粋なご覧の小皿はいかがでしょうか? <豆知識> 米のとぎ汁に一晩漬けて置くと土の粒子がくっつき合い、強度が増します。 艶やかに育てたい場合は日本酒を塗り込み、しばらく放置しておくと月日の経過に伴い、徐々に艶が増してきます。 ご購入時の姿を写真撮影される事をお薦め致します。 1年、2年、10年、20年・・・と、使い込み、その姿形、色味に艶の変化をお楽しみいただけるのが陶器の醍醐味でもございます。 又、若い陶器を育てることがお好きな方にはご覧の小皿が最適です。 既に仕上がりをかけてきた陶器がお好みの方は時代物の古美術・骨董品をご検討ください。 当方、平安時代や鎌倉時代の須恵器等も取り扱いございます。 ネットにアップしてない商品も多数ご用意ございます。 当方と数回お取引を行なっていただいた上で写真を無断使用されない顧客様に情報提供いたしております。予め、ご了承ください。 箱無し *縁は欠けではありません!元々少し凹みがございます。ご安心してお使いいただけます。 #父の日 #プレゼント #還暦祝い #盃
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古伊万里赤絵松竹梅鳥図小皿1枚
¥44,000
直径12cm×高さ2.5cm 初期伊万里に近い古伊万里 江戸初期-中期 貴重なお品です。 松竹梅で縦に分けされた構図はこの後の幕末期頃まで描かれているものもございますが、こちらは特に時代を遡り江戸初期から中期にかけた頃に作られた小皿です。 磁器の誕生から間も無く、それまで染付のみだった時代に色彩が加わった初期の頃となり時代的にも貴重な1枚です。 もう少し言葉を直しますと伊万里焼が日本で誕生してから間も無くして赤絵が主流になった頃の作です。 素朴な日本の風景が描かれた小皿です。 梅には小鳥が飛び、竹には正面から見た鳥、松の枝には雛が3羽。 呉須の藍色も薄らとした程よく控えめな色彩で朱色は主張し過ぎない程に鮮やかです。 金も用いられている当時では贅沢なお品物で大名家の特注品です。 1mm程高台が並行ではないのでぐらつきますが江戸初期-中期の味わい、特徴としてご理解いただける方にご検討願います。 蒐集歴の長い方は勿論、初心者の方で飽きのこない真面目なものをお探しでしたらご覧の小皿をお薦め致します。 ご使用になられない際には小さな飾り皿としてお部屋に添えてください。 豊かな空間演出に仕上げてくれます。 こちらは当初5枚組で販売しておりました。 価格が難しいとご婦人方のお声がけにより2枚ずつバラしてお引き取りいただいて、そのうちの1枚がご覧の小皿です。 店舗を経営していた際には骨董専門誌にも掲載されております(現在、書籍が移転の際に常連の方々にお配りした為、手元にございません。書籍はお付けできませんが、お好きな方でしたらご覧になることもあるかと思います) 価格が難しいと仰るご婦人方も、今でも変わらず所有されております。 ご満足いただけております。ご愛用いただいております。 飾って愛でていただいております。 おそらくお手元に届きましたら、当方としては困りますが「これより古い伊万里の色絵」をお探しになられても滅多に出てこない為、ご満足も格段と異なり、伊万里の時代物蒐集に目処が立つかと思います。 言い換えますと、こちら以上に古いものをご案内することは不可能です。 お値段の理由は上記の歴史にございます。 ご検討ください。
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古絵唐津小皿
¥550,000
古唐津皿 安土桃山時代 直径12.4cm 高さ3.5cm前後 戦国時代に栄えた茶の湯の世界は皆様の存じ上げておられる通りでございます。 戦国時代から安土桃山時代にかけての武将、秀吉公が朝鮮出兵を命じた(天正20年/1592)際に朝鮮の陶工が日本に渡り、当店で申し上げる初期伊万里の誕生に繋がる訳でございますが、その磁器が日本で誕生するまでは陶器と漆器のみが主流でした。 磁器の誕生と共に横に置い寄られた陶器の中には荒く扱われた物が殆どだったかと想像するように、古唐津と申せば陶片を繋ぎ合わせた物が今では殆どです。 新しいもの好きの日本人は唐への憧れも強く、それ以降は磁器に目が向いていたかと思います。 ご紹介しております古唐津は絵唐津とも称します。 筆で描いたのしょうでか? 枝のような物に顔料を付けてなぞるように勢い任せに描いたのでしょうか? 器の控えめな静寂さの中に、勢いを生み出した線には当時の活気さえも感じます。 縁に下地に朱色の漆・上にマットがかった金彩にて一部修復が施されております。 こちらの修復跡も、おそらく、ここ100年-200年の間に施されたものと思われ、古唐津の肌に馴染んでおります。 使用する度に肌のしっとりとした質感に変化が生まれる陶器は、この先も使い続けていただきたい「育てる器」です。 既に安土桃山時代から江戸・明治・大正・昭和・平成・令和と時を刻みましたので、今の唐津とは比べ物にならない程の仕上がりが見受けられます。 真面目な物を目利きの方に所有して頂けましたら幸いです。
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【江戸初期】小溝山上窯 唐津青手(呼び継ぎ)よびつぎ小皿 no.02
¥22,000
サイズ:約 直径10.2cm × 高さ3cm 時代保証 ■ 呼び継ぎという美の再生 本品は、破損した器の足りない部分を別の器の破片で補う「呼び継ぎ」という伝統的な修復技法が施された一枚。 単なる修理ではなく、“欠け”を尊ぶ侘び寂びの美意識が色濃く表れた、再生の芸術です。 ■ 江戸初期を物語る重ね焼きの痕跡 表面には焼成時に器を重ねて焼いた「重ね焼き」の跡が残っています。特に江戸初期から古伊万里初期にかけて見られる技法で、時代背景を読み取る一つの証左となります。 さらに、釉薬のハネも味わい深く、手仕事ならではの偶然の美しさを感じさせます。 ■ 発掘から蘇る唐津の美 この器は、唐津焼の中でも希少な発掘陶片から復元されたものです。 歴史を少し紐解くと―― 豊臣秀吉の時代、大陸から伝わった磁器製造技術により、佐賀の有田で伊万里焼が誕生しました。 それまで主流だった唐津などの陶器は時代遅れとされ、多くが破棄される運命に。 しかし、現代の発掘・見直しにより、再びその価値が見直されるようになりました。 ■ 土ものの魅力と育てる愉しみ ご使用前に米のとぎ汁に一晩浸けると、器の強度が増し長持ちします(陶器共通の手入れ法) 陶器は使うほどに表情が変化し、深い艶と温もりを帯びてまいります ■ 小皿として、盃として。 小皿としてはもちろん、お酒を嗜む盃としてもご活用いただけます。 日常の中で自然と馴染み、使うたびに器との対話が生まれる――そんな一枚です。 ■ かけがえのない一枚を、お届けいたします。 土中に埋もれていた歴史と人の手仕事が繋がり、こうして再び現代に姿を現しました。 時代を超えて今なお美しさを湛える器を、どうぞお手元でじっくりと育て、慈しんでください。 呼び継ぎの器は、傷を隠すのではなく、傷そのものを美とする日本独自の感性の結晶です。 その精神を日常の中で感じてみてはいかがでしょうか。 *こちらの修復.呼び継ぎは昭和頃に手がけられたものです。令和での修復品ではありません。陶片自体は江戸初期に作られたものです。 #唐津焼 #小溝山上窯 #呼び継ぎ #江戸初期 #陶器のある暮らし #侘び寂び #骨董器 #酒器 #育てる器 #手仕事の器
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【江戸初期】権現谷窯 唐津青手(呼び継ぎ)よびつぎ小皿 no.01
¥22,000
サイズ:約 直径10.2cm × 高さ3cm|時代保証あり ■ 呼び継ぎの跡が語る歴史の重み こちらは**呼び継ぎ(よびつぎ)**という金繕いの一種が施された、発掘陶片を用いた小皿です。割れた器の足りない部分を別の器の破片で補い、美しさと実用性を再生させる――侘び寂びの真髄とも言える修復技法です。 当品の呼び継ぎは古い時代に施されたもので、器そのものの歴史的背景と人の手の温もりを感じさせます。 ■ 江戸初期の作 – 重ね焼きの跡から読み解く 表面には重ね焼きの跡がしっかりと残っており、古伊万里以前、江戸初期頃の制作と見て間違いないと考えております。 その釉薬のハネや焼成の不均一さもまた、手仕事の時代らしい味わい深さとして楽しんでいただけます。 ■ 唐津焼と磁器の転換期 この器の背景には、豊臣秀吉の時代、大陸からもたらされた磁器技術の伝来があります。 初期伊万里の誕生により磁器文化が花開き、それ以前の唐津などの陶器は一時、時代遅れのものとして忘れ去られていきました。 ですが、現代になり発掘や見直しが進む中で、唐津焼のような**「土もの」の深い魅力**が再評価されています。 まさにこの器も、そうした文化の波に乗って再び日の目を見た逸品です。 ■ 実用と育てる愉しみ 陶器ならではの吸水性と経年変化による艶 ご使用前に「米のとぎ汁」に一晩漬けることで、強度が増し長くお使いいただけます(陶器全般に有効なメンテナンス法) 小皿としてだけでなく、盃としてもお使い頂けるサイズ感 日々の使用の中で少しずつ育ってゆく器。使うほどに表情が深まり、ご自身だけの一枚に変化していきます。 ■ 手のひらに収まる、時代の美学 数百年の時を経て、今、在るこちらの一枚。 過去と現在を繋ぐ歴史と再生の物語を宿した器です。 コレクションにも、日常使いにも。唯一無二の一点を、ぜひお手元でご堪能ください。 呼び継ぎの美とは、欠けを補うのではなく、欠けそのものを美・景色としてみてください。 再生の美を、生活の中に取り入れてみてください。 きっと、ご満足いただけます。 #唐津焼 #呼び継ぎ #江戸初期 #骨董器 #陶器のある暮らし #器好き #金繕い #侘び寂び #手仕事の器 #茶道具にも
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【江戸初期】錆谷窯 唐津木灰釉(呼び継ぎ)よびつぎ小皿 no.11
¥22,000
直径 約10.7cm × 高さ 約3.4cm 時代保証/一点もの <不完全な美> 当時の窯では、焼き締める際に灰が舞い、それらの灰が付着したものを灰かぶりと称します。 灰かぶりは江戸から明治頃までの器に見られます。 骨董用語でもある灰かぶりは傷としてはカウントされません。 むしろ、それらを味わいであり景色である事をご理解ください。 又、余談となりますが、釉薬がハネていたりする物も傷とカウントされません。 こちらは両サイドによびつぎされた唐津の陶片も同時代の物と推定いたしております。 江戸初期に作られた皿が磁器の誕生により破棄され、それらを拾い集めて昭和ぐらいに直されたものです。 生漆箇所(茶色く見える部分)は今回新たに修理し直しました。 ご使用になられる際には、時々で構いませんので米のとぎ汁に一夜漬けしていただけると、土の粒子がくっつき、より強度が増して長く使用する事が可能です。 陶器のメンテナンス方法として、他の陶器でも米のとぎ汁は有効です。 わかりやすく歴史のご説明をしますと、豊臣秀吉公の時代に遡ります。 大陸から「磁器」の生産方法が日本に伝わり(当時の陶工が日本に渡り‥‥言葉濁しております)現在の有田にて伊万里焼を作ります。 それが初期伊万里とされる1600年代初頭の江戸初期。 昔から新しいもの好きの島国、日本では磁器の白い肌と呉須による藍色の絵付けに魅了されます。 それまで使用していたものはご覧の唐津をはじめとする「陶器」と漆器が主流でした。 それまで見た事もない磁器が献上され、やがて江戸の後期には日本全国に船で磁器が行き渡ります。 それと同時に陶器を、おそらく野暮ったく感じたのでしょう。それまで使用していたものが破棄される事に繋がり、それが現在も発掘されております。 茶人の間で広がった侘び寂びの文化と共に新しいもの好きの日本人。 いつの時代も同じ事を辿る訳ですが明治維新後からの急激な変化の中、大正-昭和と戦時をのりこえ、改めて日本国土の様々な事が見直され、こうして、発掘されて、今現在は希の元にございます。 釉薬等も時代毎に変化するのですが、陶器は使う毎に艶やかになる特徴を秘めております。 小皿としてお使いになられるのは勿論。 盃としてもご愛用いただけます。 これからも益々色艶輝く小皿に仕上げてください。 ご興味ございましたら貴重な1枚をお手元へ。 *呼び継ぎとは=金繕いの技法の一種で割れた器の破片が一部足りない場合、他器の破片を利用して埋めたもの
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小森谷窯 唐津青手(呼び継ぎ)よびつぎ小皿 no.09
¥27,500
直径(約)10.3cm×11.7cm 高さ3cm 江戸初期 時代保証 <不完全な美> 当時の窯では、焼き締める際に灰が舞い、それらの灰が付着したものを灰かぶりと称します。 灰かぶりは江戸から明治頃までの器に見られます。 骨董用語でもある灰かぶりは傷としてはカウントされません。 むしろ、それらを味わいであり景色である事をご理解ください。 又、余談となりますが、釉薬がハネていたりする物も傷とカウントされません。 こちらは両サイドによびつぎされた唐津の陶片も同時代の物と推定いたしております。 江戸初期に作られた皿が磁器の誕生により破棄され、それらを拾い集めて昭和ぐらいに直されたものです。 生漆箇所(茶色く見える部分)は今回新たに修理し直しました。 ご使用になられる際には、時々で構いませんので米のとぎ汁に一夜漬けしていただけると、土の粒子がくっつき、より強度が増して長く使用する事が可能です。 陶器のメンテナンス方法として、他の陶器でも米のとぎ汁は有効です。 わかりやすく歴史のご説明をしますと、豊臣秀吉公の時代に遡ります。 大陸から「磁器」の生産方法が日本に伝わり(当時の陶工が日本に渡り‥‥言葉濁しております)現在の有田にて伊万里焼を作ります。 それが初期伊万里とされる1600年代初頭の江戸初期。 昔から新しいもの好きの島国、日本では磁器の白い肌と呉須による藍色の絵付けに魅了されます。 それまで使用していたものはご覧の唐津をはじめとする「陶器」と漆器が主流でした。 それまで見た事もない磁器が献上され、やがて江戸の後期には日本全国に船で磁器が行き渡ります。 それと同時に陶器を、おそらく野暮ったく感じたのでしょう。それまで使用していたものが破棄される事に繋がり、それが現在も発掘されております。 茶人の間で広がった侘び寂びの文化と共に新しいもの好きの日本人。 いつの時代も同じ事を辿る訳ですが明治維新後からの急激な変化の中、大正-昭和と戦時をのりこえ、改めて日本国土の様々な事が見直され、こうして、発掘されて、今現在は希の元にございます。 釉薬等も時代毎に変化するのですが、陶器は使う毎に艶やかになる特徴を秘めております。 小皿としてお使いになられるのは勿論。 盃としてもご愛用いただけます。 これからも益々色艶輝く小皿に仕上げてください。 ご興味ございましたら貴重な1枚をお手元へ。 *呼び継ぎとは=金繕いの技法の一種で割れた器の破片が一部足りない場合、他器の破片を利用して埋めたもの
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九谷松竹梅覗窓角福瓢箪銘々皿3枚 訳あり品
¥9,900
サイズ:直径約13×15.5cm 高さ3cm(画像参照) 明治期 瓢箪の形をした小皿3枚組。 画像では分かりにくいですが白地に白で華奢な紋様が描かれております。 九谷の巧みな技を感じられます。 絵師の粋な計らいで松竹は覗き窓の中に描かれ、もう一つは亀甲紋様。 梅はどこ?と探すと裏側に描かれております。 <訳あり> ◾️1枚に白で直しの跡有り ◾️1枚に貫入 ◾️1枚が無傷 状態の良いものは1枚のみです。 他の2枚は使用上問題なくお使いいただけますが、上記理由でお値段に反映いたしました。 バラ売りは不可とさせていただきます。3枚揃いでご検討ください。 瓢箪は秀吉公も好んで身につけていた程、縁起物として古くから親しまれており魔除けや開運、子孫繁栄などの意味があります。 末広がりなフォルムが多くの人に親しまれてモチーフとして受け継がれてきました。 ご覧の九谷焼は祝いの席に作られたと思われます。 本来でしたら5枚組だったと思いますが3枚のみです。 肌の白地も完成度が高く、伊万里・平戸の技術が継承されていると感じていただける逸品です。 気軽に使える骨董品としてお手元でご愛用ください。 直し箇所や貫入が気になる方はご購入をお控えください。 無傷の1枚を日常的に食器としてお使いいただき、残りの2枚はアクセサリーや小物入れとしてご使用いただけます。又、飾り皿としてもお薦めです。 さほど、気になるような傷ではございませんが(この辺りが個人差がありますので難しいところです)骨董蒐集に慣れておられる方でしたら、貫入の程度をご覧になった上でも食器としてご使用されている範囲です。 又、直し箇所も白ですが、こちらは近代の技術で直された跡と把握しております。 金継ぎも様々な材料を用いる時代となりましたので、白での修理跡は敢えて、そのままにしました。剥がして金継ぎをし直す場合は湯煎で剥がす作業となります。 この場合、剥がれなかった場合は再度、修理部分を削ることになります。 そうこうしているうちに、周囲が割れる可能性もあると判断して、ご覧の状態でご案内しております。 本漆・本金で修理ご希望の場合は別途料金ご負担の上、承ります。 その場合は上記理由により修理の範囲が広がる恐れもございます。 「やってみなくてはわからない」と、刀剣の研ぎなどでも良くある事ですが、実際に手がけてみないと前の方の直し方が、どの程度で、どのような素材により修理を施しているかがわかりません。 当方では完全に見極められるものは修復した上で出品・ご案内しております。 こちらの九谷に関しましては、釉薬の特徴などを見た上で、このままの状態を推進いたしました。 長くなりましたが、実物は画像よりも洒落ており使える器です。 ご検討ください。
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平戸山水輪花小皿5枚 江戸幕末〜明治期
¥22,000
サイズ:直径 約12cm×高さ 約3.5cm 無傷完品 箱なし 一見すると丸皿のように見えますが、縁にやわらかな曲線を描いた輪花型の意匠が、そっと品格を添える平戸焼の小皿5枚組です。 輪花型=口縁の形の一つ。 器などの口縁が花弁のようになっているもの。 濃く深い呉須の色味が印象的な小皿で、絵師の描き慣れた筆使いが伝わる逸品です。 一気に描き上げたかのような描き方から風景に奥行きと躍動感を与えています。 ■ 絵付の見どころ 松・滝・三角形の木々が構成する構図がデフォルメされている現代にも通じるデザイン 雲の向こうに描かれた濃い線の空が、遠近感を演出 呉須を重ね塗りし、黒に近い発色を実現(当時では呉須となる原料は高価だったので書きました) 松や木々に施された淡いお汁書き(水で色を薄める描き方)が、画面に調和を生んでいます。 こうした描写には、当時としては斬新であったと思われる技術と表現への挑戦が感じられます。 ■ 窯印と時代背景 裏には、特徴的な窯印が入っています。 まだ個人の作家名を記す習慣のなかったこの時代、窯ごとの印が見分けの目印。どこか図案化された印には、窯主の知性とこだわりが滲み出ています。 =「龍」をデフォルメしたとも言われている印です。 当時、伊万里・平戸地域では多くの窯が栄え、競い合うように技術やデザインが進化していった時代です。そのような環境下で生まれたご覧の器にも、時代の熱気と個性が込められています。 ■ 器としての魅力 手にした際に親指が皿の内側に自然にフィットする絶妙なカーブと扱いやすい形状が魅力です。手に取られた際にはご確認ください。とても自然に手に馴染みます。 強度ある仕上がりです。 控えめな佇まいながら日々使える、さりげなく存在して「使える器」として定着します。そして、使うごとに愛着が増していかれると思います。 食卓に並べると以前から所有していたような落ち着いた雰囲気を感じていただけます。 和食はもちろん、洋の小料理とも相性がよく、現代の暮らしにも自然に溶け込みます。 100年以上の時を経て、なお無傷で残った奇跡のような器です。 次の世代へも繋いでいきたい誠実なつくりの小皿です。 5枚まとめてご検討ください。 #平戸焼 #山水図 #輪花小皿 #江戸幕末 #明治骨董 #骨董食器 #古伊万里 #古美術好き #器のある暮らし #呉須絵
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<バラ売り>明治九谷三十六歌仙皿 1枚
¥16,500
直径12.5cm 高さ3cm 明治時代 九谷焼 三十六歌仙 こちらは1枚の価格になります 小さな緑色の点々に至るまで細かく手作業で作られた器は近くから見ても遠目で御覧頂いても『圧巻』の作 元々は蓋物・猪口、向付等、それぞれ20客揃いだったものをバラ売り致しておりました。 ご覧の丸皿と角皿が残り僅かとなりましたが、こちらで全て販売終了となります。 三十六歌仙の中でも代表格である小野小町が正面向かって右側に俯き加減が平安時代の女性らしく描かれております。 カルタがお好きな方や平安時代の文化に憧れる方、九谷の細部までこだわり抜いた技法尽くしを蒐集されておられる方や日本料理屋さんと様々な方の元へ納まりました。 皆様から大変喜ばれているお品物で手元に残しておいた猪口もお声がかかり全て完売です。 皿は移転の際に一度掲載を取りやめて撮影用に貸し出しも行いました。 明治時代の九谷の歴史として今後も各ご家庭で受け継がれていかれることを願います。 使い方は皆様それぞれです。 小皿なので気軽に他の皿と同様に使えると人気です。 丸い皿で今でも作られているサイズですので収納する際にも困りません。 万が一割れてしまっても、こちらの小皿でしたら金継ぎも馴染みやすいので、その際には修理に出してください。 又、入荷当時は破片になって粉々になっていたものも箸置きとして作り替えたものを販売しておりましたが、そちらもお陰様で都内の高級料理屋さん(洋食)へ納まりました。 日本各地の目利きの元で輝き続けている明治九谷三十六歌仙。 在庫のあるうちにご検討ください。
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九谷染付覗窓小皿5枚揃
¥22,000
直径11.5cm 高さ2.5cm 「覗窓」紋様とは平安時代は貴族しか使う事が許されなかった紋様です。 こちらの九谷は肌の色を追求した白地が陶工の技術を感じます。 九谷で藍色一色は珍しく1700年代には藍九谷が発見されておりますが詳細は未だに研究中。 こちらは幕末から明治時代頃に作られたものです。 取皿として使いやすいサイズで軽量に作られております。 絵柄が季節を問わないものですので旬の食材を添えて年間を通じてお楽しみいただけます。 爽やかな印象のブルーとホワイトにガラスの小鉢をのせてフルーツやコーヒーゼリーを盛り付けるのも素敵です。 和洋中問わずに様々な料理に調和する小皿。 毎日気軽に使える時代物としてお薦め致します。
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九谷桜文様小皿5枚
¥22,000
直径12cm×高さ2.5cm 明治時代 ピンク色の発色に成功した頃の時代として明治時代としました。 中央の桜を渋い朱色で描き、その周りに水色・白・朱色、そしてピンク色の桜が贅沢に描かれております。 丸い更に対して大きく縁取りのように桜型で覆われており、その周りを九谷の代表色、緑色でぐるりと囲ってあります。 中央の桜に身を見張り、そしてその上に料理を添えると、白い桜型が料理を引き立てる構図となっています。 実にオシャレな作風を当時の絵師はどのようなアイディアから生み出したのか?考えると、今よりも情報量の少ない中で自然との対話から生まれた描き方であった事は想像できます。 美しさの追求と共に、当時の九谷焼が誇る献上品に値する技術は陶工達の日々の生活の中から生み出されていたと考えると、とても洒落た目線を持った人でなければ作れなかったはずです。 そして皿の外側を見ると桜吹雪が丁寧に描かれております。 朱色で桜の花びらを描いた上から薄いお汁書きで濃淡のある色が乗せられております。 春風にのって舞い散る桜吹雪が江戸から続く粋な計らいを演出しておりますね。 銘に九谷久香堂とあります。 それぞれの窯元の銘かと思いますが、こちらは現代でも断言できないのでご了承ください。 残念な部分は磁器ではございますが、柔らかい土を使用しているようで貫入が所々見受けられます。 こちらは使用上問題ございません。 金継ぎを施すまでもないニュウの為、このままご使用になって頂ける方にお願いしたいと思います。 使っていくうちに時代事に生じる貫入は増えるかと思いますが、これも時代物の沙汰である事にご理解が頂ける蒐集家の元へ納めさせて頂きたく存じます。 言葉の通り「食卓を彩る」小皿です。 取り皿としてテーブルに添えて頂けましたら、その華やかさに毎日が楽しくなります。 5枚組でお願い致します。
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伊万里赤絵唐獅子牡丹宝巻物紋様 小皿5枚揃 江戸幕末期
¥13,200
SOLD OUT
サイズ:直径 約12cm × 高さ 約2.4cm 無傷完品 5枚揃い ■ テーブルに華を添える、縁起の絵付け 赤絵ならではの艶やかな朱色と藍の落ち着きが美しく調和した5枚組の伊万里小皿。 取り皿としてお使いいただくと、日々の食卓が華やぎます。 ■ 絵柄に込められた意味を知ると器の奥行きが見えてくる この小皿に描かれているのは、「唐獅子牡丹宝巻物」という縁起の良いモチーフです。 唐獅子と牡丹 中国伝来の想像上の獣「唐獅子」は、ジャキを払う存在として古くから尊ばれてきました。 その獅子が最も好むとされる花が「牡丹」。牡丹の香りには獅子の体に付く虫を追い払う力があるとされ、互いが共存し、助け合う理想の関係を象徴しています。 巻物(宝巻) 知識や学問を象徴する巻物は、「宝尽くし文様」にも用いられる吉祥モチーフ。 伊達巻のおせち由来のように、学びの蓄積=人生の宝とされ、繁栄や知恵を願う気持ちが込められています。 これらのモチーフが一枚の小皿に集い、まるで人生を豊かに導く物語のように構成されています。 ■ 日常使いから贈り物まで 食卓にそっと添えるだけで、「ただの取り皿」ではない存在感を放ちます。 使うたびにモチーフの意味に思いを馳せ、ふと立ち止まる時間が心のゆとりとなります。 おもてなしの席に ご自身への縁起物として ご結婚、ご新築、ご昇進など、人生の節目を祝う贈り物にも最適です ■ 器選びに、ひとさじの知恵を 現代の暮らしでは見た目や使い勝手が重視されがちですが、そこに**「意味を知る愉しみ」**を加えると、器との関係はぐっと深まります。 美しさの中に知恵が潜む――そんな小皿を、次の所有者となる方へお届けしたいと思います。ご検討ください。 #伊万里焼 #赤絵 #唐獅子牡丹 #宝巻文様 #縁起物 #江戸幕末 #骨董器 #取り皿 #器のある暮らし #和の美
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九谷角福葉紋様小皿 5枚組 明治期
¥33,000
サイズ:直径 約12cm 高さ 約2.5cm 無傷完品 箱無し 九谷焼の代表色・黄、緑、紫を贅沢に用いて、のびのびと描かれた植物文様。 背景の鮮やかな黄色が華やかさを添え、控えめな葉のデザインが食材をしっかりと引き立ててくれる小皿です。 文様のモチーフは「シダ類」。 南国の空気を感じさせる葉の姿に子孫繁栄の象徴としての意味が込められているかもしれません。 細部には虫食いの跡までも描かれ、日本人の美意識―侘び寂びを感じさせる表現が随所に見られます。 裏には「角福」の印。 高台の内側にも黄色を施した手の込んだ細工が粋な一品。 どこか歪みのあるフォルムも手描きならではの温もりとして味わえます。 ■ 器としての魅力 少量の旬の食材を盛り付けて四季を楽しむ おもてなしの取皿としてテーブルを彩る 並べるだけでも華やぎと個性を演出 現代の九谷焼から感じられる“律”に対し、“自由”と“人間味”を感じる小皿です。 料理の下に葉を敷いて供する日本古来の演出を思い浮かべていただくと、こちらの器の役割と魅力がさらに深まります。 ■ 歴史背景と想像の愉しみ この葉は本当にシダか? それとも南国のバナナの葉か? 日本海側・石川県の絵師が、見たことのない植物を想像しながら描いた可能性もあります。かつて当方では、大聖寺焼のハイビスカス文様や、象を想像して描いた器を扱ったこともございます。 どこかユニークで味わい深い筆使いと構図に「ちょっと違うんだけど面白い」と笑顔にさせてくれる江戸時代の絵師。それが100年以上を経ても色褪せない魅力かもしれません。使う人の事を考えて作られた、人を幸せにする器たちが骨董品です。 九谷焼は、献上品としての格式と絵師の個性や想像力が同居する器。 こちらの5枚も、特別な注文によって生まれたのかもしれません。 現在ではなかなか出会えない手描きの明治期九谷焼の完品5枚セット。 1枚ずつに分けてしまうには惜しい逸品です。ぜひこのままの姿でご検討ください。 #九谷焼 #明治九谷 #骨董小皿 #器好きと繋がりたい #角福印 #侘び寂びの器 #骨董食器 #器のある暮らし
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伊万里赤絵花鳥紋様小皿5枚
¥44,000
直径11.5cm 高さ2.2cm 江戸幕末期 華やかな伊万里の色彩に金彩で鳥が描かれた小皿。 高台の凹凸が無い珍しい形状です。 手にした際、皿の縁に指が収まる造りで非常にしっくりと手・指に馴染みます。 肌の質感も柔らかく使い心地の良い小皿です。 無傷で5枚現存。 金彩のスレもほぼなく非常に保存状態が良い逸品です。 重ねた際に皿の縁の丸いフォルムに癒されます。 日常的に使いやすいサイズです。 汁物にも適した形状は縁の立ち上がりがゆったりと包み込むような曲線を描いております。 魚の煮付けを盛り付けてもOK スイーツ類ですと例えばプリンのように上から蜜をかける食べ物にも向いております。 取皿、刺身用の醤油皿、或いは煮物や蓋物に盛り付けるには少々大袈裟のように感じる食材を気軽に添えられる小皿としてご案内致します。 絵柄も花鳥紋様と四季を問わずお使い頂けます。 呉須の濃淡を上手に色分けした絵師による絵付けは伊万里を代表する藍色と朱色を巧みに使い分けて表情豊かな世界観をもたらしております。 パッと見た際に目に入るのはデフォルメされた金の鳥です。 その周りに実り多きと願う植物が描かれておりますが、おそらくこちらは鳳凰の尾ではないかと想像しております。 身近な鳥の背後に敢えて鳳凰を表す孔雀の羽を描く事により、これから小鳥が大きく育つ様を描いているようにも見受けられます。 そして縁には濃い藍色に添えられた朱色と呉須の色彩を薄くした淡いブルーに金彩で雲のような唐草紋様が施され西洋の額縁のような役割を果たしております。 この金彩があるのと無いのでは皿全体の雰囲気が全く異なるものになります。 絵付けの段階から三等分化された構図を上手く活かした絵柄。 それらに伴うように外側の縁にも雲と鍋島で良く見られる絵付けの宝づくし紋様が描かれております。 どこを見ても曲線美を意識した小皿。 お気に召していただけるお品物です。ご検討ください。
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越前焼 小皿(作家物・無銘)
¥8,800
直径 約9cm|高さ 約2.5cm|箱なし 繊細で程よい風合いを持つ、小さな越前焼の小皿です。 手のひらに収まるサイズ感で、日常使いにもぴったり。 使い込むほどに艶が増し、器が育っていく楽しみを味わえます。 本作は、ある陶芸家による貴重な一枚。 かつて当方でもお取引を検討していた作家ですが、直前に某美術賞を受賞されたことで作品の評価が急騰。やむを得ず取扱いを断念した経緯がございます。 「紙のように薄く作ることはできないか?」 この一言から始まった制作への挑戦。 数年にわたる試行錯誤の末、驚くほど薄く、軽く、繊細な仕上がりを実現。 本来、陶器では難しいとされていた技術に成功し、現在は市場にほとんど出回らない存在となっています。 お名前は伏せさせていただきますが、確かな技術と希少性を感じていただける器です。 価格の高騰や投資価値に関しては、今後の動向を静かに見守っております。 日常の器としてはもちろん、目利きの方への贈り物や、ご自身のコレクションにもおすすめの一品。 お使いいただく中で、手に馴染み、艶とともに風合いが育っていきます。 盃としてもご利用いただけます。 #越前焼 #小皿 #陶芸作家 #育てる器 #骨董好き #器のある暮らし #薄作りの器 #陶器の魅力
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大聖寺伊万里九谷赤絵鶯紋様小皿5枚
¥33,000
SOLD OUT
直径11cm×高さ2cm 幕末-明治時代 正面右下の花の絵付けをご覧ください。 一見、伊万里焼に見えますが右下の花の描き方と色彩により九谷の絵付けという事が伝わります。 大聖寺焼に通じる伊万里と九谷の特徴を上手に落とし込んだ作風です。 春の日差しが降り注ぐ広大な自然を雅に描いた小皿。 太陽の周囲には唐草紋様が金彩で描かれており優雅な春の日差しを上手に表現されています。 それぞれに鶯(うぐいす)が梅の木を目指して羽ばたいている一瞬を捉えた風景が描かれております。梅の木も手慣れた筆遣いで呉須一色でサラリと描かれており、敢えて梅の花に色をつけていない表現力が粋です。 呉須の線画で肌の白を活かして描かれている梅の花。良く見ると弁には金彩が施されております。 細部までこだわり抜いた表現力があるからこそ全体的に穏やかにゆったりとした雰囲気で仕上げられた手本のような絵付けです。 パッと見た際の印象が雅である程、細部にわたり細やかな筆遣いと巧みな表現力、デザインセンスが秘められているものです。 裏面にも朱色による線画の雲と緑色の花を描くこだわりが使う方への配慮を感じます。 当時は時代の変化も激しい時代だったと想像します。その中でも大切な事柄や物事、技術・技法へのこだわりが詰められ、込められた小皿です。 日本の春を雅で穏やかに仕上げた素晴らしい小皿。 使う方々が嬉しくなるようにと当時の陶工、絵師による配慮を感じ取れます。 伝承された日本美術の技術・技法が最大限に活かされた小さな美術品ともいえます。 使う毎に愛着も増していかれる、そんな可愛らしい蒐集品となります。 直径11cmと小さめで豆皿に近いサイズでそれほど厚みもなく平たい印象です。 少量の料理を添えたり調味料用小皿として最適なサイズです。 小皿としては勿論、箸置き代わりにもご使用いただけます。 このような絵皿を日常的にご愛用いただけましたら古いもので受け継がれてきた意味が少しずつご理解いただけるかと思います。 1枚ずつとても軽いのでチョコレートやおやつを取り出して添えるのにちょうど良い小皿です。 *レターパックでもお送りできるサイズですが万が一を考慮してヤマト便でご発送させてください。
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伊万里赤絵小皿6枚揃
¥13,200
SOLD OUT
直径11.5cm 高さ2.5cm 江戸幕末期 外側に入(ニュウ)が生じているものがございますが使用上問題ございません。 入(ニュウ)がある商品の為、価格に反映(お求めやすく)させていただきました。 絵柄は香道。 南国風の絵付が不思議な感覚です。 ピンク色に見える箇所は細い朱色の線描きで目の錯覚を利用している絵師の技。 こちらをテーブルに並べられると、お花が咲いたような華やかさがあります。 同じ絵柄で蓋物や7寸皿、猪口に向付、なます皿と一式で入荷した後にそれぞれ5〜6枚(組)で販売しております。 猪口や蓋物、ご覧の小皿は日本料理屋さんにもご購入いただき現在もご愛用いただいております。 春夏秋冬問わずに使える器として好まれております。 こちらの小皿でしたら上にガラスの小鉢を添えてデザートやスイーツを盛り付けても彩豊かで心弾む楽しい時間を楽しめます。 6枚組になった理由はご家族の人数分4枚ご希望の方がおりましたので6枚組となりました。 1枚は飾られてもOK 食卓に華やかさをプラスしてください。
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平戸鶴山水画向付 小鉢 5客
¥16,500
SOLD OUT
サイズ:直径12cm×高さ4.7cm 平戸焼 明治時代 肌の白さを極めた平戸焼きの小鉢です。 小皿に深みをもたせた形状で使いやすい大きさです。 山水画に月(太陽?)が登り鶴が2羽羽ばたいている図柄です。 静寂な日本古来からの風景に金彩を添えて明るさをもたらしている小さな絵画のような器。 山水・月の縁取りに金。 鶴は金に縁取りが朱色。 藍色・朱色・金色の3色を見事なバランス感覚で描き上げた控えめな日本画です。 大きさからも使いやすいので気に入っていただけます。 毎日気軽に使用したい方にお薦めです。 側面にはさりげなく山が絵となって描かれております。 口の広がりがある小鉢をお探しでしたらこちらは的確かと思います。 ご検討くださいませ。
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伊万里赤絵太明成化年製小皿2枚
¥5,500
SOLD OUT
直径11cm×高さ2cm 幕末明治期 2枚組 縁の立ち上がりが90度まではいきませんが直角で汁物対応の小皿です。 おめでたい八角・紅白デザイン。 朱色に中央は金色の花が添えられており非常に華やかです。 中央は雲になんの鳥でしょうか?想像が膨らむ見込みの図。 ちょっとした和菓子を添えても華やかですし料理を添えても洒落てます。 外側の縁も均等に描かれた紋様が粋です。 ぐるりと一周、一筆書きです。 絵師の技が光る小皿。 透明のガラスの器を添えても素敵です。 2枚組(バラ売りNG) ご夫婦の記念に♪ おひとり様でも2枚あると使い分けに便利なアイテムとなります。 そして日常的に使えるサイズで収納場所にも困らない小皿です。 今、お使いの小皿に重ねて収納してください。 どのご家庭にも1枚は必ずある小皿サイズなのでプレゼントにもちょうど良いです。
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十二代今泉柿右衛門小皿5枚揃
¥38,500
SOLD OUT
直径14cm 高さ3cm 十二代今泉柿右衛門 二重角福 裏銘二重角福 1878(明治11年)-1963年(昭和38年) 十二代の功績 1955(昭和30年)「柿右衛門」が無形文化財に選ばれる. 本物保証 「共箱無」箱無しの為、お安く設定致しました。 鳳凰・桐紋様 お届け時に箸は付きません。 日々の食卓でお楽しみください。
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<バラ売り>伊万里白磁陽刻菊花楕円皿1枚
¥3,850
SOLD OUT
直径12.2cm×14.7cm 高さ4.7cm 明治-大正期 20客揃いでしたがバラ売りご希望の方が多数おりましたので価格は1枚の単価となります。 銘無=時代物 菊花型に形成された楕円皿です。 当時は刺身用として作られたサイズです。 陽刻(ようこく)による凹凸が皿の表情をより豊かに表現された控えめで上品な皿。 中央の粒々がポイントで非常に細かな表現力がさりげなく施された日本人好みの美しさ。 菊花を中央に据え置き片方だけに葉を表現した空白がございます。 この部分を持って扱えるように作られた陶工の粋な計らいが嬉しい皿です。 利き手に箸を持ち、葉と表現された空白部分を逆側の手に添えて食事を楽しめる器。 皿1つずつに表情が異なるのは灰かぶりが見受けられるからであり当時の窯は温度が均一に保たれておらず窯の中で灰が舞い、それらが付着した跡が表情・景色となっております。 現代の皿とは異なる手作りの温かみを感じられる白一色の皿。 取皿としてテーブルに添えてください。 刺身は勿論、魚の煮付けに汁を浸して陽刻紋様が浮き出る楽しみや少量の肉や野菜を添えてください。 四季折々の食材から放たれる彩りを華やかに演出してくれる優れた脇役。 残り少なくなりました。 ランダム発送とさせていただいております。 どのような表情の皿が届くかは「お楽しみ」と感じていただける方へ向けてご案内とさせていただきます。 *5枚所有された方から「最高」とのお言葉いただきました。ありがとうございます。