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【幸兵衛作】定窯風 白磁面取花瓶|直径22cm×高さ25cm|陰影と緊張感の美
¥44,000
潔い佇まいと陰影の美しさ。 幸兵衛作、定窯風の白磁面取花瓶です。 面取りされた表面が光と影のコントラストを描き、時間帯や光の角度によって表情を変える上質な逸品。 肩から胴にかけてのなだらかな曲線と、キュッと締まった底部が全体のフォルムに緊張感を生み、飾るだけでも空間に凛とした空気が生まれます。 花材を選ばず、枝ものをざっくりと投げ入れるだけでも絵になるのが白磁花器の魅力。更に、こちらは面取りという一手間が加わることで、立体感と奥行きを演出しています。 釉調は、柿右衛門や今右衛門に見られるような白磁に比べ、わずかにアイボリーがかった温かみのある白。無機質になりすぎず、どこか柔らかさを感じさせてくれます。 【サイズ】 ・高さ:約25cm ・直径:約22cm 【素材・技法】 ・白磁(面取) ・定窯風 ・作者:幸兵衛作 【状態】 ・ヒビ・欠け等なし。非常に良好な状態です。 **「白磁花器はすでに持っている」**という方にもおすすめしたい、 “面取”という繊細な技が加わった、シンプルながら味わい深い一品。 *面取は李朝より伝わる技法です。 朝と夕で表情を変える器です。 ぜひご自身の空間で表情の移り変わりをお楽しみください。
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宋胡録(スンコロク)小壷 14〜16世紀 シーサッチャナーライ窯 振出・花入に最適|タイ古陶
¥26,400
手のひらサイズ 時を超えた美 タイ・シーサッチャナーライ窯で14〜16世紀に焼成された「宋胡録(スンコロク)小瓶」のご紹介です。 玉子ほどの大きさで、振出としても非常に重宝される希少サイズ。 宋胡録の中でも小壺は珍しく、蒐集家垂涎の逸品です。 【宋胡録とは】 タイで14世紀以降に生まれた高火度陶。 日本には桃山時代〜江戸初期にかけて多数舶載され、茶人たちに愛された舶来陶磁器です。 「宋胡録」は「寸古録」とも表記され、日本文化にも深く根付いた存在です。 【おすすめの用途】 ・茶道具(振出)として金平糖などを忍ばせて ・小さな草花を挿して花入れとして ・蒐集用のミニチュア壺コレクションとして ※写真に写っているプチトマトは極小品で、大きさ比較のために添えております。 【サイズ】 ・直径:約4cm ・高さ:約5cm 【産地・窯】 ・タイ/シーサッチャナーライ窯(14〜16世紀) 歴史と共に旅をしてきたこの小壺には、それぞれの時代を身に纏い静寂で控えめな美を宿しております。 小さな美術品として、日常に静かな風格を添えてくれます。
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信楽焼 油壺 直径8cm×高さ10cm 星野享斉 作
¥16,500
日常の中に、信楽の美を。 陶芸家・星野享斉(ほしの・きょうさい)による信楽焼の小さな油壺です。 手のひらにおさまる小振りな作品 信楽ならではの素朴かつ奥深い土味が感じられます。 油壺としての機能美を備えながらも、登り窯焼成による焼き締めや自然釉の景色が、用の美と景色の妙を小さな器の中に凝縮しています。 【作者紹介】 星野享斉(1939年 福岡県生まれ) 信楽にて谷芳斉に師事後、益子でも修行を重ね、以降、神奈川県展・文部大臣賞など数々の受賞歴を持つ実力派陶芸家。 登り窯・穴窯の築窯にも取り組み、国内外で作品が収蔵・展示されています。 詳細な経歴を記した冊子を同封いたします。 【サイズ】 ・高さ:約10cm ・直径:約8cm 【素材・技法】 ・信楽焼 ・登り窯焼成 【状態】 ・目立つ傷やヒビなし。良好な状態です。 日々の中にそっと置くだけで、土と火の記憶が感じられる作品。 小ぶりながらも“静かな力”を湛えた一品です。 花入れや飾り壺としてもご使用いただけます。 近代の信楽焼の手仕事をお楽しみいただける方におすすめいたします。 陶芸家 星野享斉作 1939年 福岡県に生まれる 1971年 信楽 谷芳斉 に師事 1978年 益子 三村北土 に師事 1979年 神奈川県展賞受賞 1980年 神奈川県知事賞受賞・谷芳斉と共同で師弟展を開く 1981年 信楽 谷芳斉と登り窯(1基)穴窯(1基)作る 1982年 文部大臣賞受賞・池袋東急チャリティ展 1983年 東京三越文化振興会チャリティ展 1984年 横浜県民共済ビルにてチャリティ展・東京セントラルギャラリー県展秀作展・郵便貯金ギャラリー秀作家展・韓国窯元訪問(80年より毎年) 1985年 藤沢さいか屋チャリティ展 1987年 外務省買上(メキシコ博物館収蔵)・フランス、成田空港VIP特別室陳列 ご自宅は神奈川県茅ヶ崎市‥‥と、詳細が書かれている冊子を同封します。 信楽の独特な肌質が小さな油壺から感じられます。
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【李朝中期】菊花紋様壺 直径20cm×高さ22cm 貫入と艶が織りなす侘び寂びの美
¥220,000
【サイズ】 ・高さ:約22cm ・直径:約20cm 【時代】 ・李朝中期 【状態】 ・大きな割れや欠けなし ・高台中央に釉薬の塊あり(製作時のもの) ・貫入あり(全体に美しく広がっています)傷ではございません 静かに、力強く。 李朝中期の菊花紋様壺。 時を重ねた陶肌には枯れたような印象の貫入(かんにゅう)が広がり、侘び寂びの美を感じさせます。 実物に触れますと、しっとりとした艶や肌の質感。 時代を経たものにしか宿らない独特の気配をたたえています。 高台中央には、自然に流れた釉の塊がそのまま残されており制作当時の跡を今に伝えます。 絵柄は菊花。 秋草をそっと投げ入れるだけで、器と草花のあいだに時代を超えた対話が生まれます。 ただ「そこにあるだけ」で、空間の空気を整えるような静かな存在感。 華やかさではなく、“静けさ”を美とする方にこそ、手に取っていただきたい逸品です。 歴史とともに時を愛でる、李朝の魅力をぜひご堪能ください。
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【鎌倉時代 古備前壺】高さ24cm 重厚な歴史と美を宿す本物保証の逸品
¥880,000
数百年の時を超えて現存する鎌倉時代の古備前壺。 サイズ:高さ24cm、直径約20cm。 時代を越えて語り継がれるような逸品です。 平安期の須恵器とは異なる風合いを持つ古備前。 長い年月を経て落ち着きと深みを増した土肌が特徴です。 特に底部は、まるで石器のような重厚感があり、正に化石化したように固く土が締まっております。 どこに鎮座させても風格が漂います。 【魅力と価値】 ・数百年に渡り実用品として使用され続けたことで、土が締まり水漏れ無 ・時代を経たことでしか得られない、唯一無二の落ち着いた肌質 ・傷や欠けの少ない、極めて保存状態の良い古備前壺 このような壺がこれほど良好な状態で現存するのは非常に稀です。 【鑑定ポイント】 首の立ち上がり・肩の張り方(形状)から時代鑑定を行います。 その上で土の種類や技法を確かめます。 <ポイント> 店舗の頃は、皆様に手に取って鑑定のポイントをお伝えしておりました。 その当時のまま記載させていただきますと、まず、表面だけでなく『内側』を『触ってください』 目で見るだけでなく内側に手を入れて撫でるように形状・状態を確認します。 理由はロクロで形成されている場合はツルツルとした滑らかさがありますが、鎌倉〜室町期の壺は皆様も小学校の頃に授業で一度はご経験された粘土を細く長くしたものを上に重ねて形作る方法が用いられております。 よって、内側が段々と、又はゴツゴツとした手触りになります。 写し・コピー品の殆どは、内側が整えられており、そこで判断します。 ネットに書いた事がなかったのですが、今回、初めて記載させていただきました。 手に取ってご覧いただけない為、言葉でお伝えするには限界がございますが、ご覧の古備前は内側はゴツゴツとしており、決して肌触りの良いものではございません。 店頭で何千人という方々に触れていただきました。 小学生からご年配の方々まで「すごいザラザラしてるね」「これは手作りですわ」と、ご確認いただいております。 同業者がいらした際にも確認していただき「いいね」と羨ましそうに撫でていただいております。 そうした背景も踏まえて、今回、鑑定のポイントを念の為記載しました。 本物保証と申しましても折紙付き(鑑定書の事)ではございません。 刀剣でしたら折紙付きの商品を販売しておりますが、当サイトでは銃砲刀剣の販売は許可が下されておりませんので、掲載しておりません。 *刀剣手入れ道具の販売は行っております/研ぎも承ります。 古備前の壺から話がそれまして失礼いたしました。 【お手入れと使い方】 ・3ヶ月に一度、米のとぎ汁を注ぎ一晩放置することで強度を維持 (当方でメンテナンスと称して手入れを続けております) ・そのまま飾ってもOK。枝物や季節の花を投げ入れる花器としても◎ 日常の中にさりげなく置くことで、空間全体に歴史の静けさと重みを添えてくれる壺です。 【ご注意】 ・割れや欠けが少ない稀少な状態ですが、万が一破損しても陶片としての価値も高いため、決して処分されないようご注意ください。 ・本物保証付き(鑑定書は付きませんが時代保証品です) 古備前の本質に触れられる、真の“用の美”を備えた壺。 暮らしの中に、時代の記憶をそっと取り入れてください。
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【白薩摩飾壺 mini 02】極小サイズ 繊細絵付のミニチュア美術品 直径4cm 高さ9cm
¥77,000
サイズ:直径4cm・高さ9cm。 手のひらに収まる極小サイズの白薩摩飾壺です。 白薩摩ならではの気品ある白肌と緻密な絵付。 本来は献上品として作られていた白薩摩の技巧が、この小さな器にも惜しみなく注がれています。 【特徴と魅力】 ・繊細な絵付が壺全体に施された美術品としての完成度 ・水漏れなし、安定した形状で一輪挿しとしても使用可能 ・サイズが小さいため、パソコンの横や目に入る省スペースに添えて 【海外でも人気の理由】 ・コンパクトで飛行機の手荷物として持ち込める為、小さな美術品は好まれます。 ・繊細な絵付けが海外の美術品愛好家にも高評価 ・明治維新以降、ヨーロッパに輸出された歴史を持つ薩摩焼のコレクターが憧れる品物です。 【おすすめの使い方】 ・一輪の草花を挿して季節の彩りを *本来は花を生けない「飾り壷」として作られております。 ・デスクや書斎、パソコン脇にそっと飾って心和む時間を ・ミニチュアアンティークコレクションの中に加えて楽しむ 白薩摩の伝統と技が凝縮された、極小の逸品。 薩摩大きな飾り壷に憧れるけれど置き場所を考えると手が出ない。そんな方にご検討いただきたいお品物です。 薩摩焼の歴史を学びますと秀吉公の時代にまで遡ります。 海を渡り日本の鹿児島県に窯を開いた陶工による技術を今も継承している歴史あるやきものです。 象牙肌に貫入が入り、絵付けの繊細な描き方は他のやきものとは格段に異なります。 ご覧の飾り壷は武将画です。 戦さのない江戸幕末期の作ですが、甲冑を身に纏う武士が描かれております。 その裏面には唐子(こども)たちが微笑み、次の世代への平安を願う構図となっております。 唐子をモチーフにした美術品には平和への願いが込められていると当方では長年ご案内しております。 唐子(子供)が笑う時代は平和の象徴でもあるという言い伝えにより元気に遊び回る唐子が施された美術品と出会いますと、作られた人の願いと共に、制作を発注された方の想いも込められていると感じます。 全体的に優雅なフォルムを得意とする薩摩焼は見栄えは勿論、富の象徴を上手に造形しており有難い表現力です。 平和を問う場合、白い鳩を思い浮かべるような方が殆どですが、ご覧のような穏やかな時間こそが平和であると感じられる方も多いかと存じます。 小さくて見過ごしてしまいそうなお品物ですが、サイズが小さくなれば、なる程に、絵付けが難しいのも評価に値します。 ご自身へのご褒美として贅沢の極みとも言える飾り壷。 ご検討されてみてください。 ペンを1本立ててもOKです。 使い方を難しくお考えにならなくとも当方では所有された方の自由な発想に委ねております。
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【白薩摩飾壺 mini 01】極小サイズ 繊細絵付のミニチュア美術品 直径5cm 高さ9.5cm
¥77,000
サイズ:直径5cm 高さ9.5cm 手のひらに収まる極小サイズの白薩摩飾壺です。 白薩摩ならではの気品ある白肌と緻密な絵付。 本来は献上品として作られていた白薩摩の技巧が、この小さな器にも惜しみなく注がれています。 【特徴と魅力】 ・繊細な絵付が壺全体に施された美術品としての完成度 ・水漏れなし、安定した形状で一輪挿しとしても使用可能 ・サイズが小さいため、パソコンの横や目に入る省スペースに添えて 【海外でも人気の理由】 ・コンパクトで飛行機の手荷物として持ち込める為、小さな美術品は好まれます。 ・繊細な絵付けが海外の美術品愛好家にも高評価 ・明治維新以降、ヨーロッパに輸出された歴史を持つ薩摩焼のコレクターが憧れる品物です。 【おすすめの使い方】 ・一輪の草花を挿して季節の彩りを *本来は花を生けない「飾り壷」として作られております。 ・デスクや書斎、パソコン脇にそっと飾って心和む時間を ・ミニチュアアンティークコレクションの中に加えて楽しむ 白薩摩の伝統と技が凝縮された、極小の逸品。 薩摩大きな飾り壷に憧れるけれど置き場所を考えると手が出ない。そんな方にご検討いただきたいお品物です。 薩摩焼の歴史を学びますと秀吉公の時代にまで遡ります。 海を渡り日本の鹿児島県に窯を開いた陶工による技術を今も継承している歴史あるやきものです。 象牙肌に貫入が入り、絵付けは日本国を意識したものや、ご覧の飾り壷のように唐子を描いたものまで様々と生み出されております。 唐子をモチーフにした美術品には平和への願いが込められていると当方では長年ご案内しております。 唐子(子供)が笑う時代は平和の象徴でもあるという言い伝えにより元気に遊び回る唐子が施された美術品と出会いますと、作られた人の願いと共に、制作を発注された方の想いも込められていると感じます。 全体的に優雅なフォルムを得意とする薩摩焼は見栄えは勿論、富の象徴を上手に造形しており有難い表現力です。 平和を問う場合、白い鳩を思い浮かべるような方が殆どですが、ご覧のような穏やかな時間こそが平和であると感じられる方も多いかと存じます。 小さくて見過ごしてしまいそうなお品物ですが、サイズが小さくなれば、なる程に、絵付けが難しいのも評価に値します。 ご自身へのご褒美として贅沢の極みとも言える飾り壷。 ご検討されてみてください。 ペンを1本立ててもOKです。 使い方を難しくお考えにならなくとも当方では所有された方の自由な発想に委ねております。
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丹波掛花入 緑釉壁掛花器 高さ15cm×直径8cm
¥21,780
壁に掛けて楽しむ丹波焼の掛花入。 サイズ:直径8cm × 高さ15cm、口径3.5cm 共箱無 金具にやや錆が見られます。 水漏れはありません。 【特徴と魅力】 ・壁掛け式の花器で、空間に奥行きと季節を添える存在 ・口径3.5cmのため、枝物や一輪の花を無理なく挿せて安定感のある生け方が可能 ・重力に従って流れるような淡い緑釉の美しい景色が魅力 ・丹波焼らしい、使い込むことで風合いを増す**“育てる器”** 【風合いを育てる楽しみ】 ・使用を重ねることでしっとりと落ち着いた土の肌に変化 ・早く育てたい場合は、素手で日本酒を塗り込むと風合いが増していきます ・長期間使用しない場合は、米の研ぎ汁に一晩漬け置きすることで土が締まり強度が増します ※日常的なメンテナンスは特に必要ありませんが、土の表情を楽しみたい方にはおすすめの育成法です。 【暮らしの中に取り入れて】 ・庭先の草花をさりげなく生けて、玄関やリビングの一角に自然を持ち込む ・花屋で見つけた季節の花々を、一輪添えるだけで空間が引き締まり華やかに ・茶会用途では箱付きが求められる場合もありますが、本品は実用重視・箱なしでお値打ち品です。 自然の原理と器の美を活かし、日々の暮らしの中で風合いを育てていく楽しみを。 使い込むほどに器が変わり、草花との調和を深めてくれる一品です。 *個人的な使い道としてのご提案 観葉植物・ガーデニングで伸びすぎた蔦や枝を切って、こちらの花器に添えてください。土の素材により「根」が伸びやすく、苗の生育環境に適しております。 生花を楽しまれる一方で、植物の手入れ道具として取り入れていただくと陶器の生命力をご実感いただけます。 根が伸びてきたら土に植えてあげてください。
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【備前焼掛花入】木村素炎作 昭和期・共箱付 高さ14cm×直径10cm 壁掛・置型兼用の焼締花器
¥22,000
昭和期 陶房・木村素炎による備前焼の掛花入。 サイズ:高さ14cm・直径10cm 共箱有 壁掛けとしても、置き型としても使える実用性と美しさを兼ね備えた焼締花器です。 【おすすめポイント】 ・備前焼ならではの焼締の質感と土の表情が魅力 ・茶色と灰色の自然な色ムラが景色となり花との調和を生む 生ける草花を選ばず、初心者にも扱いやすい万能な花器です。 【壁掛・置き型 どちらもOK】 ・背面の金具で白壁や柱に掛けられる仕様 ・底が平らなので卓上や床の間にもそのまま置いて使える二通りの楽しみ方 季節の枝物から一輪の野草まで、自然を気軽に取り込める器 【暮らしの中に「自然」を演出】 ・生け花愛好家が好む=大地の色が生けやすい花器 ・玄関やリビング、廊下の一角に土の温もりと自然の彩りを加えるアクセントとしても最適 空間に“静けさ”と“季節感”を添える花器です 【機能面も安心】 ・水漏れなし ・重厚感があり枝物でも倒れにくい安定設計 土肌の力強さが際立つ備前掛花入。 自然と調和する花器として、日常に取り入れてください。 *個人的な使い道としてのご提案 観葉植物・ガーデニングで伸びすぎた蔦や枝を切って、こちらの花器に添えてください。土の素材により「根」が伸びやすく、苗の生育環境に適しております。 生花を楽しまれる一方で、植物の手入れ道具として取り入れていただくと陶器の生命力をご実感いただけます。 根が伸びてきたら土に植えてあげてください。
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九谷焼染付陽刻飾壺 花器・花瓶 高さ23.5cm 素焼き陽刻×染付の静かな存在感
¥22,000
【仕様】 ・サイズ:幅13cm × 奥行7.5cm × 高さ23.5cm ・素材:磁器 九谷焼 ・箱なし 繊細な染付と、素朴な素焼きの陽刻(ようこく)が美しいバランスを生み出す飾壺です。 本来は飾り壷として作られたお品です。 実際に花器としても十分にご使用いただけます。 陽刻部分の土の質感は大地の息吹を感じさせるような温もりがあり控えめで気品ある人物の佇まいが魅力です。 壺側面には躍動感ある龍の文様 力強さと静けさの調和が白と藍色の色彩からも見受けられます。 飾る際には龍を正面にしてもよく映えます。 【おすすめの使い方】 ・水仙や枝物など、縦のラインを活かす花材が特におすすめ ・飾り壺としてそのまま棚や床の間に ・控えめで品のある演出をしたい空間にぴったりです 生け花中級〜上級者の方におすすめ。 美と実用性を併せ持つ九谷の魅力を、暮らしの中でご堪能ください。
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【明治期・銅製】竹耳付き花器|直径20cm×高さ25cm|安定感抜群・枝物や大輪に最適
¥16,500
明治期に作られた銅製の竹耳付き花器です。 シンプルながらも存在感のある造形で、竹を模した耳飾りが両側にあしらわれ、和にも洋にも馴染む上品な佇まいとなっております。 直径20cm、高さ25cmのやや大ぶりサイズで、口径も広めのため、枝ものや大輪の花、花束なども安心して飾れる安定感があります。銅器ならではの重さがあるため、倒れにくく、どっしりとした安心感があります。 花材をラフに「投げ入れ」てもサマになり、シンプルな銅の色と質感が、季節の草花や枝物の魅力を自然に引き立ててくれます。 【サイズ】 ・高さ:約25cm ・直径:約20cm ・口径(外径):約11cm ・実際に花を生けられる口径:約6〜7cm ・厚み:約3mm前後 【素材・時代】 ・銅製 ・明治期 【状態】 ・底部に緑青の発生が見られますが、水漏れはなく実用に問題ありません。 ・使用後はよく乾かして保管ください。 【デザイン】 ・胴回りに施された文様はぐるりと一周しており、つなぎ目は正面にやや右寄り・背面中央に位置します。正面をどちらに向けても美しく飾っていただけます。 花を飾ることが日常にある方、またはこれから始めたい方に。 **「一生モノの花器」**として、どうぞお迎えください。
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【大正~昭和期】銅製 鶴首一輪挿し花器|高さ21cm|茶銅色/シンプルで引き立つ佇まい
¥16,500
大正〜昭和初期に作られた銅製の一輪挿し花器です。 スッと伸びた「鶴首型」のフォルムが印象的で、花材を一輪添えるだけで空間が整う佇まい。 落ち着いた**茶銅色(土色)**は草花を自然に引き立て、野花や枝もの、季節の一輪など、どんな花でもすっと馴染みます。 口径わずか約1cmと小ぶりなので、初心者の方でも扱いやすく、生ける楽しさが手軽に味わえます。 【サイズ】 ・高さ:約21cm ・上部口径(外径):約2.5cm ・内径(生け口):約1cm 【素材・時代】 ・銅製 ・大正〜昭和期 ・箱なし 【状態】 ・古いものですが、水漏れはなく実用可能です。 ・経年によるくすみや細かな擦れは、素材の味わいとしてお楽しみいただけます。 「鶴首の花器を探していた」「一輪だけ飾ってみたい」「飾る場所を選ばないものが欲しい」 ——そんな方におすすめです。 季節の草花とともに、どうぞお楽しみください。
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備前 花器 2個セット
¥5,280
20%OFF
20%OFF
SOLD OUT
直径8cm 高さ10cm 箱無し 備前の花器2個セットでお届けします。 とても生けやすい花器で薄造りですが水を入れると安定感があります。 シンプルな形状なので道端に咲く小さな花をチョコンと添えても可愛らしく仕上がります。 土色は様々な色彩を際立たせてくれる万能な花器として好まれます。 この機会にお部屋に季節の花を添える習慣を生活に取り入れてみてください。 きっと心豊かな日々をお過ごしいただけますしお部屋に四季を取り入れる事により年々増す思い出の数だけ彩りを添えてくれるさりげない花瓶として重宝していただけます。 1つは玄関に。 もう1つは室内に。 と、置き場所を2つ設置されるとお家にいる時間が健やかなものとなります♪
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古薩摩羅漢八歳竜女図壺
¥220,000
SOLD OUT
7.5cm×7.5cm 高さ15cm 羅漢と女性 江戸中期頃 まず、羅漢(阿羅漢)が描かれている有難い壺だと云うことは伝わります。 その隣り合わせに女性たちの姿が描かれております。 そして羅漢が子供と共に描かれている そして女性たちの何気ない日常の姿 これは??? 「きっと、物語があるんだろうね」 「羅漢と芸者?」 「ユーモアを含んでいるのかね?」 このようなご意見が多数の中で、地味に裏方で調べておりました。 石のような質感に変化している肌に貫入が全面に入っているので明治薩摩ではないことはわかります。 絵柄の女性と子供が店頭に陳列している他の羅漢のものより何か深い意味があるはず・・・と、時間があれば調べており、私なりの見解に辿り着きましたので、一意見として御拝読願います。 羅漢(阿羅漢)に関しては皆様もご存知のように尊敬を受けるに相応わしい聖人として認知されております。 仏教が親鸞、日蓮により日本に伝わった当時、女性軽視の時代でした。 女性は成仏できないとされていた時代はその後も長く続き、女性は悟りは開けないとされたまま時代は移り変わります。 女性軽視は無意味であることを日本人が受け入れるには江戸時代を迎え、その考えはゆっくりと広がったのではないかと予測できます。 現代の日本人の特徴でもありますが、海に囲まれた島国に新しいものや思想が広がるには時間はかかる事が想像できます。 お釈迦様の教えに男女の区別はないと人々が感じるようになった頃に今回の薩摩は祈りと共に作られたのではないかと考えられます。 子供の姿は「八歳竜女」と称される、女性で初めて成仏(悟りを開いた人)して男性の姿になったとされており、この方は八歳の娘で蛇の姿をした畜生と言われていたとされてます。 あまり詳しく書き込みますと、また女店主が〜等と批判を受けそうですので、女性軽視の云々は御拝読の皆様でお調べ頂き御解釈願います。 画面正面/上下に島津家の家紋、丸に十が描かれております。 島津家の家紋として有名な丸に十の字ですが、こちらは戦国時代は十字として「十」だけが描かれていたものが、江戸時代を迎える頃には、衣類に家紋を入れることが増えた事や、キリスト教と間違えられやすいと云う理由から丸(○)を加えたと言われております。 薩摩焼の誕生は文禄・慶長に朝鮮から陶工を連れて帰ったのがはじめですので、その後の1700年代頃に作られたものと判断できます。 又、幕末から明治にかけては献上品や海外へ輸出する白薩摩と庶民用の黒薩摩の生産が盛んになり、この辺りの時代背景や当時の政治情勢をお調べ頂けましたら、今回の薩摩焼とは異なる肌や紋様が見て取れるかと思います。 こちらの壺が作られた時代には美術と云う概念がまだ無い頃のものですので、祈りや願いに近い「想い」が込められ、それらを所有するに相応わしい人物の元に納められたと推測できます。 歴史には様々な思想と現実が混合されており、それらを紐解いて行くと古美術品の内側に秘められた想いに触れることも多々ございます。 雅で美しい中にも祈りや願い有りの時代。 コンビニやスーパーに行けば食材が手に入る現代とは異なる時代に作られたものとして、目の前の現存するものと向き会うことの奇跡にも・・・様々な想いを巡らせるきっかけとなるかと思います。 綺麗、可愛い、美しい、素晴らしい、面白い、楽しい、欲しい、等の言葉が発せられるには深い理由があるのだと・・・改めて感じさせられる古壺です。