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加山又造 ≪小さな裸婦≫ エッチング 1984年
¥550,000
直筆サイン有り エッチング 制作年 1984年-95 部限定 作品状態 作品良好 額縁状態 若干のキズ等があります。 作品サイズ 241 × 146 額縁サイズ 557 × 441 代用箱が付属しています。 1927年、京都市生まれ。 1949年、東京美術学校を卒業し山本丘人に師事。 1950年、創造美術春季展で研究会賞受賞。 1951年、新制作展で新作家賞受賞。 後、三回受賞。 1958年、グッゲンハイム賞国際美術展で団体賞受賞。 ***<省略>*** 1997年文化功労者 2003年文化勲章を受章 2004年肺炎のため東京都の病院で死去 加山又造画伯が手がけられた様々な功績と新たな技法を取り入れる姿勢により日本画の歴史は更にグレードアップしたと個人的に把握しております。 2004年の画伯死去の知らせ当時、画伯の作品を販売する画商勤務していた事もあり、こちらの作品は画伯の功績をご存知の方に所有して頂きたく伏してお願い申し上げます。 銅版画を長年手がけた結果の死因にも繋がったのではないかと想像してしまいますが、これも画伯のお人柄であろう邁進する姿勢が最後まで感じられる生涯。 こちらの作品は画伯が最も注目を浴びていた時代のものです。 髪の1本1本までに命を削る作業が見受けられる作品です。 銅版画作品の中でも人物は特に質感にこだわられていたかと存じ上げます。 店舗保管はしておりません。実物をご覧になられる場合は数日余裕を持ってお声がけ下さい。
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マリア・ペレロ 題:ボニータ 油彩
¥132,000
サイズ35cm×18.5cm 厚さ5cm 保存箱有 こちらは私が画商時代(2000年代初頭)記憶が曖昧で申し訳ない限りですが海外から直接輸入して日本で売り出していた画家の作品です。 当時は著名な画家(国内ですと文化勲章受賞者)から無名画家を世に送り出す仕事を行っており、その頃の作品です。 実はこちらの作品は対で描かれており、その片方となります。 2000年に入ってすぐ頃に日本で売り出した当初は対で30〜50万円ぐらいでした。 それが、回り回って、古美術希開業して間も無く(2008年〜2009年ぐらい)美術商オークションにて見かけまして、対では無理でしたが(そもそもオークション主催側が対作品であることを理解しておらず単品での出品となっており)こちらを入手致しました。 私自身日本画家担当だった為、洋画に属するマリア・ペレロ担当ではなかったので記憶の限り記載します。 アメリカだったと思うのですが、西海岸を主に題材としていた画家で「海」がテーマであるのに「海」を描かないこだわりの画家でした。 常に海辺の砂浜にいる人々を描いており、画面上に「水」は無。 こちらの作品の対である方は、砂浜に黄色いパラソルが添えられており、ただ、それだけの作風だったと記憶しております。 人物よりも浜辺の空気や湿度・温度を描くような微妙に感じられる日本の海との色彩・空気の違いがとてもオシャレに感じていた記憶がございます。 額縁も本人自ら作るこだわりは、額縁監修 木材を組み合わせて透明アクリル版を表面にネジで設置。 キャンバスに描く事はなく、木材の板というよりも煉瓦状の木に描くのが特徴。 油彩画の為、おそらく表面に歪みが生じないように木材の個体に描いていたと推定しております。 まず、砂浜の色が日本各地のそれと異なり、空の色も湿気を含まない空の色。 近くで見ると荒い筆のタッチが絶妙な陰影を生み出しており、遠目からみると全体にまとまっている不思議。 そして対作品となるもう一方の作品をどこに配置するか?で絵のバランス・構図が異なって見える不思議。 ここら辺は現代美術を学んでいる画家ではないか?と想定される。 当時、私も上司と共に輸入された作品多数を見ましたが、特に印象に残っていた少女の姿が描かれた作品がこちら。 その時のインパクトが大きかったこともあるのでしょう。 美術商のオークションでは事前に作品を直に見る時間が設けられるのですが、その時に「マリア・ペレロがある!」と察知しました。 *オークション会場は慣れてくると遠目からも本物・偽物がわかるようになります。しかし、値上げだけする謂わばサクラの存在もありきですので、開業当初は顔を出しておりましたが2009年ぐらいから私自身は会場には出向かないようにしております。裏話でした。 お話を戻して、マリア・ペレロは、当時も無名画家として日本に上陸するものの、画家本人が訪日することもなかった為、価格も据え置きとなっていたイメージです。 現在では全く存在すらネット上にもないことから、憶測ですが、画家をおやめになられたと思います。 9割は、このようにして現役から退きます。 海外の画家の為、日本国内で更なる人気を博すには様々なネットワーク必須となりますが、そこまで至らなかったようです。 山崎の思い出話含めたご案内となりまして恐縮ですが^^; ご理解ある方で、お好きな方はご検討ください。 今後の値上がりは、そのような事情から見込めない事は元画商として断言させて頂きます。 美術品は投資目的で所有される方もおりますので、その辺りのお話も明確にお伝えするように務めさせて頂いております。 しかし、現代作家に関しましては、昨今の社会情勢上、流れが読めない部分も多々生じておりますので、ご了承願います。 写真撮影は正面から撮影すると反射してしまう為、若干斜めから撮影しております。 お部屋の雰囲気を緩やかで穏やかな空気へと変える絵画です。 日本とは異なる砂辺の爽やかで澄み切った気温が伝わります。
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ミニチュア 喜多川 歌麿 団扇 うちわ
¥5,500
喜多川 歌麿(きたがわ うたまろ、1753年(宝暦3年) - 1806年10月31日(文化3年9月20日) サイズ9cm×9cm 柄を含む長さ16cm 歌麿の美人画を用いた小さな団扇です。 こちらは昭和に作られたもので江戸時代の浮世絵をアレンジしたものとなります。 紙の劣化が見受けられますが小さなインテリアアート作品として飾られると味わいがございます。 手作業で作られた団扇の骨組みはしっかりとしており、又、こちらの柄にはしっかりと塗りが施されております。 江戸から昭和初期の粋な遊びとして捉えてください。 表面文字 「婦人相学十躰 浮気之相 相見 歌麿画」 *窓辺等の直射日光を浴びせてしまいますと色が抜けてしまいます。 *湿気が多い場所での保管はカビなどの劣化が休息しますのでお気をつけください。
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十円切手時代 ミニチュア 喜多川 歌麿 団扇 うちわ
¥5,500
喜多川 歌麿(きたがわ うたまろ、1753年(宝暦3年) - 1806年10月31日(文化3年9月20日) サイズ11.5cm×12cm 柄を含む長さ19.5cm 歌麿の美人画を用いた小さな団扇です。 切手の値段が十円の時代のもので粋な便りとしてハガキ代わりに送付可能なものです。 現代でも切手を貼って送れますが、使用せずに飾りとしてお手元に留められたほうがよろしいかと思います。 こちらは昭和に作られたもので江戸時代の浮世絵をアレンジしたものとなります。 紙の劣化が見受けられますが小さなインテリアアート作品として飾られると味わいがございます。 手作業で作られた団扇の骨組みはしっかりとしており、又、こちらの柄は枯れた竹材が味わいを増して雰囲気を整えております。 江戸から昭和初期の粋な遊びとして捉えてください。 表面文字 「高名美人六家選」 *窓辺等の直射日光を浴びせてしまいますと色が抜けてしまいます。 *湿気が多い場所での保管はカビなどの劣化が休息しますのでお気をつけください。
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ミニチュア 喜多川 歌麿 団扇 うちわ R
¥5,500
喜多川 歌麿(きたがわ うたまろ、1753年(宝暦3年) - 1806年10月31日(文化3年9月20日) サイズ11cm×11cm 柄を含む長さ18cm 歌麿の美人画を用いた小さな団扇です。 こちらは昭和初期に作られたもので江戸時代の浮世絵をアレンジしたものとなります。 紙の劣化が見受けられますが小さなインテリアアート作品として飾られると味わいがございます。 手作業で作られた団扇の骨組みはしっかりとしており、又、こちらの柄は枯れた竹材が味わいを増して雰囲気を整えております。 江戸から昭和の粋な遊びとして捉えてください。 表面文字 「高名美人六家選」 *窓辺等の直射日光を浴びせてしまいますと色が抜けてしまいます。 *湿気が多い場所での保管はカビなどの劣化が休息しますのでお気をつけください。