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九谷六歌仙蓋茶碗一対
¥82,500
サイズ 大/直径7.7cm 高さ9cm 小/7cm 高さ6.5cm 明治九谷 一見、重厚な作りに見受けられますが、銅製色部分は磁器による鉄分を用いた技術。 その上に金彩を施している実に繊細な磁器による湯呑です。 夫婦碗となります。 どこまでも繊細な絵付が全体を包み込むように描かれているのが特徴ですが、実は内側に着目頂きたい器です。 六歌仙が書かれております。 現代の技術でも内側の見込にかけて「書く・描く」技術は受け継がれるべき技法ですが、殆ど見かけません。 こちらは、まず絵筆が特殊な道具を使用します。 右手に柄の長い筆を柄の先(尻)部分を握ります。 左手で器を回しながら筆先を自由にするのですが、想像がつかない場合はご来店時に質問して下さい。 陶磁器の絵付師が胴回(外側)を担当。内側は書の才がある方が書かれた作。 作り方の工程が想像がつく方に所有して頂きたい湯呑です。 蓋の縁まで細かい線描きがあります。こちらも線の数を統一に予め計算して導かない限りは、こうはなりません。 焼締後の寸法まで配慮された夫婦碗。どちらかの数がおかしいと全体のバランスが保てないのが夫婦・一対物。 ゆっくりとお茶を召し上がりながら、内側の譜を愛で、蓋の中央から広がる文様(こちらは唐物が日本に伝わった当初からある文様)を愛でて頂きたくお薦めさせて頂きます。 どうしても作り方を伝えたくなってしまう作ですが、パッと見でもお解り頂けます。 お祝い事や記念にどうぞ。
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中国紫泥竹急須煎茶
¥33,000
サイズ(取手含) 口から取手16cm 7.7cm×8.8cm 高さ7cm 蓋が寸法狂わずぴったりと収まる技術に惚れ込んで仕入れました。 角の竹をイメージさせる枠が強度を増す工夫が洒落てます。 面にはそれぞれ櫛で凹凸が施されており、急須を手のひらでゆっくり回す作法の時にも滑る止めの役割を果たす優れもの。 煎茶道を志す方が作られたと思われる節が所々に見受けられます。 作者を中国ディーラーを数年間調べましたが、残念ながら特定できず申し訳ございません。 ほとんど未使用品と思われる美しい状態から第二次世界大戦後の作とします。 緑茶は勿論ですが、醤油をいれたりソースを入れても洒落てます。 日常使いで味わいを増す土物の為、使い方次第では色艶が変化します。 育てて下さい。
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極小煎茶急須
¥33,000
直径10cm 高さ7cm 昭和戦後 作家物 全て磁器による作‥‥すでが‥‥「つまみ」部分が『回ります!』 茶釜の蓋のような作り。 どのようにして作られたのかは想像でしかお話しできませんが、素晴らしいチャレンジ精神と技術です。 又、初期伊万里を思わせる呉須の配色に唖然とします。 手のひらにすっぽり納まるサイズ。 珍品・絶品です。 時代関係なく、作者の研究心に眼福させられます。 実際にお使いになられて下さい。 当店を長年支えて頂いた修復師のコレクションです。 昨年、ご隠居と相成りました時に引き継ぎました。 修復師でありながら目利きのコレクションの中で不思議な存在感を感じた急須。 作者の技術が お分かりになられる方にお薦め致します。
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鋳物茶托6枚
¥33,000
直径11cm×高さ1.5cm 昭和 裏銘 盛久 ガラスや陶磁器、どのような素材の器にも合わせやすい優れものです。
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<修理中>柿右衛門(直有)
¥66,000
江戸初期の柔らかい色彩 勿論ですが銘無 13cm×10cm 高さ12cm 取手部分まで絵付有 問題なく使用可能 直し跡と今一度、修理しようか迷いましたが、先人の修理のままに致します。 *2024年4月修理部分を生漆による修理に入りました。 使用上問題ありません。 一対で販売しておりましたが、直し箇所を当方ともう1つの方を所有された方とで話し合い、修理跡のある方を手元に残しておきました。 柿右衛門の柔らかい色彩とフォルム、そして何よりも白を極めた肌。 珍品ですが、傷があるのでお値段頑張りました。 ご興味ございましたら、あまり出回らない代物ですのでご検討下さい。
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萩焼萩殿窯猪口 煎茶碗5客
¥25,300
直径5.8〜6cm 高さ5cm <共箱無>昭和 萩殿窯 未使用のまま保管 萩焼の優しい風合い。 手に取る度にホッとする器。 お猪口・盃・煎茶碗としては勿論、お料理を添えても素敵です。 春は菜の花・山菜 夏は胡麻豆腐・塩昆布 秋は実りの果物 冬は黒豆 等 限りなく使えます。 特に秋・冬・春先に手元にあると嬉しい器♪ 陶器ならではの肌触りと発色に癒されてください。 生涯に渡り、お気に入りの器になるかと思います。 使う度に釉薬から中の土にかけて、使った分だけ「育つ」 使う前に記念写真を撮られると陶器の育ち具合が分かるので、スマホ時代の今、やってみてください。 陶器本来の楽しみをお孫さんの代よりも、もっと、ずっと長期に渡り、お楽しみ頂ける器です。 小さなお子様の骨董デビューとしていかがですか^^?
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大正期 伊万里染付波文様湯飲み 2客
¥4,400
直径7.5cm×高さ8cm 蔵出し時に共箱で8客揃いで出てきたものですが2客新たに発見されたのでご案内です。 横浜市の某飲食店にお持ちいただいたお品物です。 ご覧になられた方もおられるかもしれません。 2客揃いでご案内いたします。 湯飲みが一般的になった頃に作られた貴重なものです。 それ以前は無垢の椀で白湯等を飲料水として飲んでいたものが緑茶が庶民の間でも広がりつつある時代にようやく湯飲みとして作られた物。 江戸初期から大名家のような位の高い方は磁器を使われていたのが幕末・明治と時は流れて大正時代に気軽に使えるようになったと把握しております。 時代劇でも見かけると思いますが磁器は江戸時代には日本で生産されはじめましたが庶民が使用していたのは無垢の器か陶器で出来た茶碗が一般的です。 こちらの湯飲みは波文様だけが描かれたシンプルな作風です。 葛飾北斎等の絵師が活躍した後に「水」の描き方が定着した時代とも見受けられます。 上物とされる器には、更に波文様の上に兎が飛び跳ねているような図柄がございますが、こちらは至ってシンプルです。 粋な雰囲気が胴周り一周ぐるりと描かれた時代背景を見るのにちょうど良いお品物とも言えます。 この後は日露戦争が勃発し、まだまだ勝ち戦で日本国民の気持ちも豊かな状態だったと思われますが、更にその先の大東亜戦争・第二次世界大戦に向かうとご覧の磁器から絵柄が消え失せます。 今現在、骨董品として最後の絵付けが行われた時代の物でもございます。 お試しに所有されてみてはいかがでしょうか? *時代背景を鮮明に記載したのは呉須の色が薄いので初期伊万里と見間違える方がおりますので詳しく書きました。明治ー大正期頃でもご覧のような薄い藍色の呉須は存在します。見分け方としては高台の作りを見ます。詳しくは当事務所発行の磁器をご案内している電子書籍をご一読ください。
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<18年ぶり再販>竹製コースターセット
¥5,500
籠:直径14cm×高さ9cm(つまみ含めると10cm) コースター:直径11cm×高さ2cm 懐かしくご覧の方も多いかと思います。 以前、店舗の頃に販売していた職人手作りコースターセットです。 倉庫に閉まったままで在庫が複数出てきました。 全て竹と木製による作 コースターは、一見脆そうな縁ですが塗り(コーティング)がしっかり施されているので丈夫です。 しかし取り扱いの際には縁で茶碗を持ち上げないようにしてください。 コースターを収納する箱も曲線が美しい!と評判でした。 籠を作る技法で作られているのでコースターをお使いの際にはお菓子等を入れてご使用ください。 ちょっとした来客の際に便利なセットです。 コースターを小皿代わりにされている方もおりました。 (水洗い可能/漆器の要領でご使用ください) 現在は生産しておりません。 在庫限りで終了です。 作られた年は平成です。 お探しになられている方がおりましたら、この機会に!
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天然素材竹製編 春夏-秋用網目茶托5枚 コースター
¥4,950
直径12cm×高さ1.5cm 高台部分・中央直径5cm 天然素材竹製編コースター 暖かい時季に使用する茶托です。 緑茶が映えるガラスのグラスが似合います。 使用感がございますが型崩れはしておりません。 編み込んだ事により強度がございます。 夏場は特に活躍するコースターです。
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天然素材竹製正方形茶托5枚 スクエアコースター
¥4,125
9cm×9cm 厚さ1cm (内側正方形6.5cm×6.5cm/高台が6cm程の器に向いてます) 春夏用コースター スクエア型なのでどちらが正面かわかりにくいと思いますが、このような場合は表面の線が向かって並行になるようにするのが基本です。 あまりこだわらなくても良いのですが煎茶・茶道を志す方にお出しする場合は気にされるので、なるべく客人から見て正面には『横線』になるようにお出ししてください。 最近はうるさく言われる方も少ないかと思いますが豆知識として記載いたします。 手作業で作られた日本のコースターです。 使用感ございます。気になる方はご遠慮ください。 使う程に味わい深くなっていく素材です。 まだまだ育ててみたいと仰る方にご検討願います。 ガラスは勿論、陶磁器にも合わせやすい茶托です。 高台が6cm以下の器でしたら向いてます!
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天然素材木製正方形茶托5枚 スクエアコースター
¥3,575
8cm×8cm 厚さ1cm (内側正方形6cm×6cm/高台が5cm-5.5cm程の器に向いてます) 春夏用コースター スクエア型なのでどちらが正面かわかりにくいと思いますが、このような場合は表面の線が向かって並行になるようにするのが基本です。 あまりこだわらなくても良いのですが煎茶・茶道を志す方にお出しする場合は気にされるので、なるべく客人から見て正面には『横線』になるようにお出ししてください。 最近はうるさく言われる方も少ないかと思いますが豆知識として記載いたします。 手作業で作られた日本のコースターです。 使用感ございます。気になる方はご遠慮ください。 使う程に味わい深くなっていく素材です。 まだまだ育ててみたいと仰る方にご検討願います。 ガラスは勿論、陶磁器にも合わせやすい茶托です。 高台が5cm以下の器でしたら向いてます!
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備前葉型(豆皿・茶匙・箸置き)使い方お任せ
¥11,000
9.5cm×約5cm 厚み3mm 置いた状態で高さ1.2cm 18年程前に同業者(古美術商)から譲り受けました。 その方(当時80代)も使い道が不明でしたが仕入れてみたとの事でした。 当方の見解では箸置き・豆皿、そしてお茶葉をすくう際に用いる茶匙(ちゃさじ)として使い道があるので、作られた方はおそらく豆皿としてお作りになられたかと思いますが使い道は所有者にお任せの骨董品です。 9枚手元にございます。 残り4枚の内、1枚は葉先が割れており残り3枚は少々使い込んだ跡が目立つのでジャンク品として捉えられる方もおられるかと思いましたので掲載を保留しました。9枚所有のご希望がございましたらご購入前にお声がけください。 土の質感から備前と判断しております。 素朴な茶褐色が枯葉のような雰囲気に仕上がっており葉脈は凹凸を用いて表現されております。 写真にもございますがティースプーンサイズでしたらおさまりよく添えられます。 豆皿としてご使用される場合は高台がないので不安定な為、下に水で濡らした和紙等を挟むとしっくりきます。 料理屋さんでしたらお盆や7寸皿に和紙(1~2cm程の正方形にカットした紙)に軽く水を含ませて葉皿の下に敷くと季節感を演出できるのでお薦めです。 色味から夏の終わりから秋〜冬に客人に出されるとしっくりきます。 又、春先でしたら桜色の食材を少量添える等の工夫をされると桜の葉として演出できるかと思います。 年中使える謎の小皿です。 当方もだいぶ気に入っていたので今まで販売に踏み込みませんでしたが、気になる方もおられたのでご案内致します。 価格は5枚揃いです。 バラ売り不可。 時代は銘もないので大正頃としますが、昭和でも名前を売り込みたいような陶工ではなかった可能性もございますので昭和も含ませてください。 窯印無し。 茶匙としてご使用される場合はどちらを先にして手元はどちらにするかはお任せです。 茶道具として面白いかと思います。 茶席での会話も弾むお道具です。