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伊万里染付鳳凰桐文陽刻角大鉢(江戸幕末期)
¥66,000
江戸幕末期 伊万里焼染付角大鉢 中央には力強く舞う鳳凰と桐文が呉須で描かれております。 その周囲を取り囲むように陽刻による繊細な文様が施された、まさに額縁のような縁取りで、とても存在感のある器です。 本品のような陽刻と染付の組み合わせは、器全体に陰影をもたらし、見る角度によって異なる表情が楽しめます。 釉薬が凹凸にのりきれていない箇所もありますが、それこそが手仕事と時代の味。 雅な造形、緻密な絵付け、厚みのある造りと、実用性と鑑賞性を兼ね備えた秀逸な作品です。 サイズ・構造 外寸:約29.5cm× 高さ7.5〜8cm 絵付け中央部分:約15cm角 立ち上がり(陽刻部分)幅:約8〜9cm 厚造り(5mm前後)で安定感あり 特徴と魅力 ● 無傷・完品という希少性 角皿は角や直線部に欠けが生じている物が多い中、こちらは時代を超えて無傷で残った大変貴重な一枚です。 ● 呉須の色味に注目 幕末期特有のコバルトブルー。 西洋文化の影響が現れ始めた時代背景を感じさせる、落ち着いた美しい発色です。 ● 器の裏側にも遊び心 裏面にも鳥が四面に描かれ、中央の鳳凰を囲むようなデザイン。 器を裏返す楽しみも味わえる手の込んだ仕上がりです。 ● 歪みのない見事な焼成 当時、このような大きな角鉢は焼成時に歪みや曲がりが生じやすく、平らに仕上げることが難しいとされていました。本品は、その技術的な困難を克服した完成度の高い作品です。 実用・鑑賞 両用の器 テーブルの中央に置くだけで華やかな存在感を放ちます。 果物や野菜、季節の食材を添えても様になり、氷を敷いて冷菜やフルーツ盛りにするのもおすすめ。サラダボウルや煮物鉢としても重宝します。 *但し、お一人用としては不向きな大きさです。ご家族、ご親族、ご友人が集まる場で活躍するサイズです。 ● 飾り皿としても素晴らしい、品良く、見栄え良く空間演出を果たしてくれる存在感がございます。 ご希望がございましたら丼・鉢用の皿立てを無料でお付けします。 皿立てをお持ちでない場合はご注文時にお申し付けください。 *実用品重視の場合でも、お使いにならない時には皿立てに飾られる方も常連客のご家庭に多いです。 大きなワンプレートの丸皿や楕円皿をお持ちの方には「深さのある角大鉢」をコレクションに加えてみてください。 愛でる飾り皿として、日常使いの器として、両方の喜びをお届けできる逸品です。 もし実際にお使いいただけた際は使用シーンのお写真をお送りいただけましたら嬉しいです。以前はお客様の声と題したブログを連載しておりましたが店舗から事務所経営に業態を変更してからブログも移行してしまいました。 しかし、以前のブログが健在です。そちらでご案内させていただける場合はご連絡ください。(ご覧のサイトでは外部サイトURLが記載不可の為、古美術希で検索されてみてください) そちらのブログでご案内している「お客様の声」は骨董品の使い方の見本として皆様にご協力いただいております(こちらの商品に限らずご協力いただける方はお声がけください。無理強いはしておりませんのでお気軽にお声がけください) *ご覧のサイトの評価欄でお言葉をいただけるだけでも幸いです。 ご注文された場合、お手元に届きましたら器の魅力をご堪能ください。 きっと「すごい!」と感動を与えてくれる器です。 大きめサイズのお届け品となります。 再配送のないように、お届け日時指定がございましたら、ご注文時に記載してください。 美しい大皿です。
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伊万里 染付 山水文 大角皿(江戸幕末期)|30cm×30cm 高さ5cm
¥8,800
江戸幕末期に焼かれた、伊万里焼の染付角大皿です。 しっかりとした厚造り(厚さ約5mm)で、当時、船での輸送にも耐えられるように作られた実用品。30cm角の存在感あるサイズでありながら、実際に料理を盛りつけられる中央部分は約22cm角と、日常使いにも無理のない使い勝手の良い器です。 手描きならではの山水画 皿面には、ゆったりとした筆致で描かれた山水図。静けさの中に伸びやかな余白があり、食卓に落ち着きと趣を添えます。慣れた職人の筆使いが生きる手描きの味わいが、量産品とは異なる魅力です。 現代の食卓でも大活躍 ● 焼肉やしゃぶしゃぶなどの囲み料理に ● 大皿での盛り付け(サラダ、オードブル、ケーキなど)に ● 食卓の中心に据えることで、華やかな演出が可能に 「飾り皿」には少し小ぶりですが、「使える器」としてはギリギリのサイズ感。この“ちょうどいい”大きさが、実は出番の多い理由です。 コバルトブルーの染付 コバルトをたっぷりと用いた染付の青が、江戸幕末期らしい深みを醸し出しています。渋く落ち着いた藍の色味は、同時代の器とも調和しやすく、他の骨董品と一緒にコーディネートする楽しみもあります。 骨董初心者にもおすすめ 厚みがあり、安定感のある造りなので、骨董品に不慣れな方にも安心して使っていただけます。実際に使いながら「本物の手描き」の良さや時代の風合いを味わえる、大変魅力的な一皿です。
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伊万里染付楕円皿
¥8,800
20%OFF
20%OFF
SOLD OUT
伊万里染付楕円皿 江戸幕末期 33.5cm×27.5cm 高さ4cm 実際に料理を盛り付ける部分は23.5cm×20cm 船で運んでいた時代の物の為、厚造が特徴の厚さ3-4mm 割れにくい時代として幕末期の器は大人気です。 日常使い品に最適です。 ゆったりと描かれた山水画が、寛ぎ時間に最適♪ ご自宅で、焼肉やしゃぶしゃぶ等、テーブルを囲んで楽しむ食事時に最適です。 これよりも大きな大皿ですと、主に飾り皿になります。 こちらがギリギリ使える器サイズ。 割と出番が多いと人気のサイズです。 大盛りサラダやケーキを添えても見栄えよくまとまります。 一部印判・一部手描きによる作。 2羽の雀が花咲く季節を満喫している姿が愛おしいです。 コバルトブルーの絵付けに対して、ほんのり緑で背景を色付けしている、この時代から作られていた伊万里の特徴でもある技法が時代を物語っております。 幕末から明治にかけての時代の変化の中にも花は咲き、鳥は囀り‥‥いつの時代も変わらない日本風景が嬉しく感じます。 ワンプレートとしてもお使いいただけるサイズです。 グリーンとブルーの絵付け皿に旬の食材を添えて彩り豊かにお楽しみください♪
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古伊万里赤絵鶴扇子若松桐菊紋様大皿一対
¥330,000
江戸時代中期ー後期 無傷・状態良し 手描きの違いを見比べてください。 呉須の藍色の発色が異なるのは窯の温度が均等に保たれる技術を追求していた頃に作られたものの為です。 2枚の扇子を上下に配置。 覗窓のように鶴と若松=背景金箔と、菊花が美しく咲いてます。 扇子の構図を引き締めているのは着物の文様。 絞りも上手に描かれております。 2枚を見比べると慣れた筆遣いを堪能できます。 朱色も控えめな美しさです。 背景の桐文様からお分かりになられるかと思いますが高貴な方が所有していた証の文様です。 桐紋様は今でも国会議事堂で用いられているので無意識にニュースで目にしている文様です。 裏には鍋島を思わせる宝尽くし文様と星座です。 飾り皿として発注・製作されたものだと推測出来ますが、実際に使う事も可能です。 直径32cm/両方ともに32cm 厚みはそれ程でもありませんが重厚に作られているので無傷で現存しております。 刀剣の鍔(太刀用)をサイズ見本で置きました。 幕末期の華やかさとは異なる古伊万里の控えめな優雅な色彩が特徴です。 縁の文様・色も素晴らしいです。 既に紫色が使用されているので九谷に通じる時代とお見受け出来ます。 九谷に関しては断言できないのでご了承ください。 形状はご覧の通り平皿です。 一対(2枚セット) バラでの販売は固くお断り致します。 床の間に飾られると見栄えが素晴らしいです。 ご希望がございましたら一対に合わせて皿立てもご用意可能です。 皿立て2つご希望の場合は「皿立て有」をご記入ください。 無料でお付けします(以前、店舗で使用していた物の中から未使用に近い皿立てをお付けします) 不要の場合は購入時にコメント欄に記載は無用です。 *以前、古美術希取材時に雑誌掲載経歴有商品です。
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伊万里染付角大皿 玩
¥7,040
20%OFF
20%OFF
SOLD OUT
伊万里染付大角皿 江戸幕末期 30cm×30cm 高さ5cm 実際に料理を盛り付ける部分は22cm×22cm 船で運んでいた時代の物の為、厚造が特徴の厚さ5mm 窯傷=成形し窯で焼いている最中に灰が窯の中で舞い付着したもの。 古美術・骨董品の基本概念として傷と見做されないのをご了承ください。 *古い時代物は窯の内部調整が未発達段階の為、窯傷は多く存在します。この辺りは蒐集歴の長い方でしたらご存知かと思います。一応、記載致します。 *玩←この時代は伊万里焼きの窯が沢山存在しており、どこのお宅の窯かを記す為に用いられた記号とも言われております。様々な記号化されたものが存在します。銘とは異なります。 割れにくい時代として幕末期の器は大人気です。 日常使い品に最適です。 ゆったりと描かれた山水画が、のんびり癒しの時間に最適♪ ご自宅で、焼肉やしゃぶしゃぶ等、テーブルを囲んで楽しむ食事時に最適です。 これよりも大きな大皿ですと、主に飾り皿になります。 こちらがギリギリ使える器サイズ。 割と出番が多いと人気のサイズです。 大盛りサラダやケーキを添えても見栄えが素晴らしいです。 コバルトブルーをたっぷり用いた器。 色味の近い江戸幕末期の器と合わせてもGOOD♪ 慣れた筆遣いが伝わる手描きの皿です。 *野菜は同じサイズの別の絵皿ですが大きさの参考にご覧ください。