2026/04/04 15:05
春の夜に、蝶が舞う器。
季節が動きはじめるこの時期、
ふと、静かな時間が欲しくなる瞬間はありませんか。
日中の慌ただしさが落ち着いたあと、
灯りを少し落として、ゆっくりとお茶を点てる。
そんな時間に寄り添う一碗をご紹介します。
紀ノ川秀石 作の抹茶碗。
漆黒の地に、金彩で描かれた蝶がひらりと舞います。
白薩摩の柔らかな印象とは異なり、
あえて黒を背景に置くことで、
蝶の存在が一層際立ち、夜の情景を思わせる仕上がりに。
春といえば花ですが、
この器が描くのは「夜の春」。
静けさの中で、ひそやかに動く気配。
派手さではなく、余白の美しさを楽しむ一碗です。
手に取ると、ほどよい重みと丸み。
掌にすっと収まり、自然と所作が整う感覚があります。
忙しさの中で忘れがちな「整える時間」を、
無理なく日常に引き戻してくれる器です。
*作家物の骨董品の為、再販はございません。
共箱付きですので、
季節を感じる贈り物としてもおすすめです。
春の夜、ほんの少しだけ特別な時間を。
この一碗とともに、お過ごしください。

