2026/04/21 19:52
江戸幕末期に作られた伊万里焼、小皿5枚組です。
直径は約11.5cm。
食卓で使いやすいサイズの器です。
赤絵と金彩で花鳥紋様が描かれた華やかな意匠で、
朱・藍・金の色彩が重なり、落ち着きの中に華やかさがあります。
高台に凹凸がない珍しい造りで、縁の立ち上がりはやわらかく、手に自然に馴染む丸い形状です。
実際に持つと、扱いやすさを感じる器です。
状態は無傷で、5枚すべて揃っています。
金彩のスレもほとんど見られず、良好な状態です。
用途としては、取皿・副菜・和え物・果物・和菓子など、日常の中で幅広くお使いいただけます。
少量の料理でも器によって印象が変わるため、食卓のアクセントとしても活躍します。
江戸後期から幕末にかけての伊万里は、
様々な用途や階層に向けて制作されており、意匠性の高い器も多く見られます。
本品もその中で、華やかな意匠を持つ一群に属するものといえます。
古い器は、飾るためだけのものではなく、使われてきた歴史を持っています。
その延長として、今の暮らしにも自然に取り入れていただける器です。
揃いで残ることの少なくなった一組として、
日常の中でもお楽しみいただければと思います。

