



















<SALE対象外>明治時代 本金高蒔絵三段重箱
¥220,000 税込
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サイズ:24×24cm 高さ26.5cm 厚み1.2cm
1段高さ8.5cm(内側21.5×21.5cm 高さ7.5cm )
本来は一対(2個)ありましたが現代では6段は使いこなせないとの理由から常連御一家と分けました。かれこれ10年以上前に販売。
そこから長期となりましたが保管しておりました。
理由は角や一辺に漆の剥がれが生じていたので修理を検討しておりました。
蒔絵は全面塗りで修理は行えない為、剥げている部分を本漆で埋めるように修理を施しました。
もう一つをご購入された御一家は正月は重箱として使用されて、その他のオフシーズンはサングラス入れにしているとお話しされてました。法律家のご家族で割と臨機応変に楽しまれておられるようです。
当方の常連客の方々は基本的な使い方を熟知された上で今の生活スタイルに合わせて愛用される方が殆どです。
ご参考までに書きました。
家紋のような丸に鶴と亀、そして松竹梅が本金(24k)で施されております。
蓋を開けると裏には高蒔絵(たかまきえ)が施され花びら1枚にも巧みなこだわりの技法をご覧いただけます。
時代は明治維新後の頃で海外に日本の漆器が知れ渡る時代に作られたものです。
こちらは国内向けに作られたのがわかるのは絵柄が日本の四季を意識的に取り入れている部分です。
長寿の鶴亀に松竹梅。そして菊の花。
海外向けに作られていたものは海外の方が好まれる絵柄をチョイスして施されているものが多く、こちらは日本人の誰もが知る絵柄で伝統を重んじたモチーフが特徴です。
正月、重箱の一番下(下段)には敢えて何も入れないのが常識でした。
下段を空にしておくことにより更に幸福が入るという意味で空の下段に上段は全国各地に伝わるお節料理を詰めます。
サイズが大きいので今の時代でも下段を空にして幸が舞い込むように粋な計らいを取り入れてもよろしいかと思います。
ちなみに何度か使用してみました。
煮物は盛り付けずにごっそり重箱に移しても様になります。
高さも十分にございますので大根の輪切りを立てても入れられます。
折角なので伊勢海老を丸ごと入れても十分に納まるサイズです。
ここまで大きく重量感溢れるお重は今作るとなると相当な金額になります。
豆知識で添えると家紋1つ入れるだけで5万円は軽く超えます。
そう考えますと全面に施された本金蒔絵が如何に贅沢かがお分かりいただけると思います。
先程、オフシーズンと明記しましたが鶴亀松竹梅に菊花ですので四季折々使える絵柄です。
『重箱』という概念を取り外して裁縫箱としてやコレクションのぐい呑み入れ、刀剣愛好家でしたら手入れ道具収納箱など、様々な使い道がございます。
何よりインテリアとして考えた際に見栄えがしますし実際に使える「美術品」としてお部屋のワンポイントとして愛でていただけます。
下地は茶色の漆です。
とても品良くまとまりがある構図を用いて蒔絵が施されております。
<メンテナンス方法>
難しく考える部分はございませんが、水洗いした後は乾拭きしてください。水滴跡が残ると厄介です。
日本の湿度に合わせて作られているので勝手に木が呼吸してくれます。
しかし100年以上前に作られたものですので衝撃には弱いです。
食器洗い乾燥機は避けてください。
もし角が剥げてきてしまった等ございましたら修理費用ご負担とはなりますが当方で承ります。金蒔絵部分は修理不可です。
最後に価格にダメージ部分の修理を反映しております。
過度な値引き交渉や納品後に修理箇所を指摘した返金依頼などは全て応じられません。
予め「時代物」であることをご理解いただいておられる方にお納めさせてください。
*茶色い漆は明るさによって色味が異なります。落ち着いたブラウンです。漆黒より柔らかい印象で金も程よく落ち着いております。ここから更に100年以上は使えます。
箱無し
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