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野々村仁清 写し 京焼菖蒲文様三つ足香炉

¥69,800 税込

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サイズ:直径9cm(両耳正面幅10cm)×高さ13cm/口径4cm

野々村仁清 写し
当方の鑑定結果により写しとしてご案内いたします。
◾️落款は仁清のものと近いが印字の押し具合がやや甘く読みにくい部分から本人作の場合は陰影により明確な印となる事から判断しました。
又、当方所有落款集よりサイズが合致至らず。
◾️箱に損傷激しく下部分が抜けております。
◾️先人の鑑定士らしき折り紙が同封されておりましたが本紙参照するには断定には弱い内容↓以下、和紙に書かれた内容
仁和寺門前住初代野々右清兵衛乃仁清作
仁清作銘入立形香炉元禄初期時代
{約:元禄時代に作られた野々村仁清の作 銘入 立形香炉と命名しております}

<豆知識>
「仁清写し」と称される部類は江戸時代初期の陶工、野々村仁清の作風を模倣した作品のことを称します。
仁清は、華やかな色絵磁器で知られ京焼の発展に大きく貢献しました。
仁清写しは優雅なデザインや色使いを再現しようとした作品群を指します。

野々村 仁清(ののむら にんせい)
生没年は不明(17世紀の人物)/明暦から寛文にかけて活躍(下記西暦参照)
江戸時代前期の陶工
通称:清右衛門(せいえもん)
仁和寺宮から「仁」の一字を許されて仁清と号しました。
蒔絵の意匠を応用し、京焼色絵陶器に條作を残す。

明暦(1655-1657)
万治(1658-1660)
寛文(1661-1672)
上記時代に條作を残す

と、少々、古美術品に慣れておられない方には「めんどくさっ!」と感じられる説明かと思いますが、こちらを明記せずに仁清作として販売するのは違法になる為、読みにくいかと思いますがご了承ください。

当方では上記のように判断しております。
ちなみに本人作の場合は数千万以上となります。
その事から、当方では違法販売業者にお譲りする事なく上記内容から仁清写をご理解いただける方にご案内させていただいております。

こちらを本物とするにはやや無理が生じるのですが出来が非常に良い為、詳しく説明させていただきました。

菖蒲柄の勝負にかけた絵柄で蓋のつまみには花が象られた洒落た印象の香炉です。
三つ足でガタ付きもなく安定感もあり、むしろ銘無しであれば価格を上げられたお品物です。
下手に銘入りになりますと価格が下落する良い見本とも言えます。

ぽってりとしたフォルムで可愛らしい印象です。
肌は京焼よりも薩摩焼のように貫入が一面に入っており象牙肌の仕上がりとなっております。

朱色と藍色に緑色、そして白とほんのり残った金彩で描かれております。

しっかりとした焼き締めを感じる強度もある逸品。

以前の所有者から買取のご依頼を受けた際に販売に至るまで、しばらく悩むお品物になると考えておりましたが、案の定、手元に来てから時間が経過してしまいました。
この度、初めてお披露目いたします。

勿論、ロマンを夢見て「いやいや野々村仁清作でしょ」と思われた場合は、ご判断はお任せします。但し、転売目的の場合は本物と称して販売する場合、古物商としての免許剥奪の恐れもあるお品物である事をお伝えしておきます。念押ししますが、当方では写判断です。

価格は時代を江戸期作の京焼(若干薩摩ではないかとも感じております)の香炉としての価格設定です。

仁清写は今も普通に作られております。
こちらは古の写となります。

「ややこしい」と思われた場合はお控えください。
香炉自体を「使いたい」と思われた方にご検討の程、よろしくお願いいたします。

*当事務所では鑑定書の発行は行なっておりません。
*破損している木箱は同封しますが底が抜けているので実用性ゼロです。不要の場合はご購入時にお声がけください。

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