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古唐津皿

¥550,000 税込

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古唐津皿
安土桃山時代
直径12.4cm 高さ3.5cm前後

戦国時代に栄えた茶の湯の世界は皆様の存じ上げておられる通りでございます。
戦国時代から安土桃山時代にかけての武将、秀吉公が朝鮮出兵を命じた(天正20年/1592)際に朝鮮の陶工が日本に渡り、当店で申し上げる初期伊万里の誕生に繋がる訳でございますが、その磁器が日本で誕生するまでは陶器と漆器のみが主流でした。
磁器の誕生と共に横に置い寄られた陶器の中には荒く扱われた物が殆どだったかと想像するように、古唐津と申せば陶片を繋ぎ合わせた物が今では殆どです。
新しいもの好きの日本人は唐への憧れも強く、それ以降は磁器に目が向いていたかと思います。

ご紹介しております古唐津は絵唐津とも称します。
筆で描いたのしょうでか?
枝のような物に顔料を付けてなぞるように勢い任せに描いたのでしょうか?
器の控えめな静寂さの中に、勢いを生み出した線には当時の活気さえも感じます。

縁に下地に朱色の漆・上にマットがかった金彩にて一部修復が施されております。
こちらの修復跡も、おそらく、ここ100年-200年の間に施されたものと思われ、古唐津の肌に馴染んでおります。

使用する旅に肌のしっとりとした質感に変化が生まれる陶器は、この先も使い続けて頂きたい「育てる器」です。
既に安土桃山時代から江戸・明治・大正・昭和・平成・令和と時を刻みましたので、今の唐津とは比べ物にならない程の仕上がりが見受けられます。

真面目な物を目利きの方に所有して頂けましたら幸いです。

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