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小溝山上窯 唐津青手(呼び継ぎ)よびつぎ小皿 no.02

¥23,100 税込

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直径(約)10.2cm×高さ3cm

江戸初期
時代保証

重ね焼きの跡が残る部分から江戸初期の作と当方では考えております。
重ね焼きの跡は主に古伊万里以降に多く見られることから判断しております。

釉薬のハネが表にある味わい深い小皿です。

ご使用になられる際には、時々で構いませんので米のとぎ汁に一夜漬けしていただけますと土の粒子同士が付着し、より強度が増して長く使用する事が可能です。
陶器のメンテナンス方法として、他の陶器でも米のとぎ汁は有効です。

こちらの、よびつぎの跡は発掘時の物。
わかりやすく歴史のご説明をしますと、豊臣秀吉公の時代に遡ります。
大陸から「磁器」の生産方法が日本に伝わり(当時の陶工が日本に渡り‥‥言葉濁しております)現在の有田にて伊万里焼を作ります。
それが初期伊万里とされる1600年代初頭の江戸初期。
昔から新しいもの好きの島国、日本では磁器の白い肌と呉須による藍色の絵付けに魅了されます。
それまで使用していたものはご覧の唐津をはじめとする「陶器」と漆器が主流でした。
それまで見た事もない磁器が献上され、やがて江戸の後期には日本全国に船で磁器が行き渡ります。

それと同時に陶器を、おそらく野暮ったく感じたのでしょう。それまで使用していたものが破棄される事に繋がり、それが現在も発掘されております。

茶人の間で広がった侘び寂びの文化と共に新しいもの好きの日本人。

いつの時代も同じ事を辿る訳ですが明治維新後からの急激な変化の中、大正-昭和と戦時をのりこえ、改めて日本国土の様々な事が見直され、こうして、発掘されて、今現在は希の元にございます。

釉薬等も時代毎に変化するのですが、陶器は使い毎に艶やかになる特徴を秘めております。

小皿としてお使いになられるのは勿論。
盃としてもご愛用いただけます。

これからも益々色艶輝く小皿に仕上げてください。
ご興味ございましたら貴重な1枚をお手元へ。

*呼び継ぎとは=金繕いの技法の一種で割れた器の破片が一部足りない場合、他器の破片を利用して埋めたもの

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