



















平戸山水輪花小皿5枚 江戸幕末〜明治期
¥22,000 税込
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サイズ:直径 約12cm×高さ 約3.5cm
無傷完品
箱なし
一見すると丸皿のように見えますが、縁にやわらかな曲線を描いた輪花型の意匠が、そっと品格を添える平戸焼の小皿5枚組です。
輪花型=口縁の形の一つ。 器などの口縁が花弁のようになっているもの。
濃く深い呉須の色味が印象的な小皿で、絵師の描き慣れた筆使いが伝わる逸品です。
一気に描き上げたかのような描き方から風景に奥行きと躍動感を与えています。
■ 絵付の見どころ
松・滝・三角形の木々が構成する構図がデフォルメされている現代にも通じるデザイン
雲の向こうに描かれた濃い線の空が、遠近感を演出
呉須を重ね塗りし、黒に近い発色を実現(当時では呉須となる原料は高価だったので書きました)
松や木々に施された淡いお汁書き(水で色を薄める描き方)が、画面に調和を生んでいます。
こうした描写には、当時としては斬新であったと思われる技術と表現への挑戦が感じられます。
■ 窯印と時代背景
裏には、特徴的な窯印が入っています。
まだ個人の作家名を記す習慣のなかったこの時代、窯ごとの印が見分けの目印。どこか図案化された印には、窯主の知性とこだわりが滲み出ています。
=「龍」をデフォルメしたとも言われている印です。
当時、伊万里・平戸地域では多くの窯が栄え、競い合うように技術やデザインが進化していった時代です。そのような環境下で生まれたご覧の器にも、時代の熱気と個性が込められています。
■ 器としての魅力
手にした際に親指が皿の内側に自然にフィットする絶妙なカーブと扱いやすい形状が魅力です。手に取られた際にはご確認ください。とても自然に手に馴染みます。
強度ある仕上がりです。
控えめな佇まいながら日々使える、さりげなく存在して「使える器」として定着します。そして、使うごとに愛着が増していかれると思います。
食卓に並べると以前から所有していたような落ち着いた雰囲気を感じていただけます。
和食はもちろん、洋の小料理とも相性がよく、現代の暮らしにも自然に溶け込みます。
100年以上の時を経て、なお無傷で残った奇跡のような器です。
次の世代へも繋いでいきたい誠実なつくりの小皿です。
5枚まとめてご検討ください。
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