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李朝三島 菓子器 鉢

¥220,000 税込

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李朝前期
直径17.6cm 高さ7.9cm

修理跡有

堂々とした佇まい。
時代を帯びた姿が言葉にならない感動を与えてくれます。
青磁のような発色に見える箇所は随分前の時代の方による修復の跡。
全体の雰囲気を崩さないようにトーンを合わせて修復が施されております。

最大の見せ場(景色)は、言うまでもありませんが引っ付き(ヒッツキ)の跡です。
蒐集家の間では好き嫌いが別れる部分ではあります。
器を窯で焼いている際、隣に並んでいた器が胴部分に付いてしまった跡です。
完成後に窯から取り出し、隣の器は破棄されてご覧の器は残され使われてきました。

景色として愛でるか?
駄作として煙たがるか?

時代毎に生きる人の判断に委ねられて現存します。
当方の見方(ジャッジ)では面白いと刺激を受けて、現在、再び受け継がれる枠に君臨しております。

このような駄作とも言われる物を、どのように捉えるかは人それぞれです。
その方の生きていく過程の中でも感性は個々人、異なります。

言えることは確かな時代を経てきたこと。
骨董品としての枠組みに適した歴史を歩んできた器です。

茶人の間では菓子器として愛でられた時代も経てきたと思われます。
千利休の侘び寂びの境地に触れる器です。

長年、販売しておりますとお客様の好みに触れる為、感性に関しては、九谷や薩摩などの繊細な作風を好まれる方は遠ざけるお品物で、古備前や古唐津に惹かれる方は李朝は一度は所有したい代物として挙げられます。
両手で包み込むように持ち上げて、縁に片手を添えて、高台に片手を置き、ぐるりと器を裏返して土の感触が良く見られる高台をじっくりとご覧になられるお姿の方々と接して参りました。

その瞬間には言葉は互いにありません。
静寂な商談の場となり静けさと共に唸り声がかすかに聞こえ、こちらを向いたお顔は険しくとも笑顔な方が殆どです。
そんな「間」で会話・商談を行うのは李朝が多いような気がいたしております。

李朝の特徴=高台の中央に削り跡の「うにょうにょ」
当店に通われる李朝コレクターの間では「うにょうにょある?」とか「うにょうにょOK!あるね」という謎の言葉が生まれました。
褒め方が言葉にならない李朝を手にされた方々が真似するようになり「うにょうにょ」という会話で楽しんでおります。
*他店舗では通用しませんのでご注意下さい。
うにょうにょと称した鎌倉山のSさんが発祥の李朝用語です。
(店内で飼育していた、やたらと長生きなメダカをくれた方です)
↑当時の顧客様でしたら(あの、樽の中の無数のウニョウニョね。と笑っておられるかと思いましたので悪ふざけに感じられましたら申し訳ございません)

こちらの李朝にも削り跡がございます。
(李朝に関しては当ショップ内で合言葉が多数生まれましたので、そのうち、どこかでお披露目させてください。白磁に薄ら色づくピンク色の発色等)

完璧な完成度を誇る、李朝もご用意ございます。
ご興味ございましたら、そちらもご覧ください。
どちらが良いかは、所有される方の好みとなります。
こちらも、うにょうにょ入です。
両方ご案内できる内に、見比べて、ご検討ください。

*共に後付けですが共箱あり

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