1/20

伊万里赤絵鳳凰桐紋様陽刻西洋美布巾8寸皿6枚

¥79,200 税込

残り1点

※この商品は、最短で5月21日(火)にお届けします(お届け先によって、最短到着日に数日追加される場合があります)。

別途送料がかかります。送料を確認する

25cm×高さ2.5cm
幕末〜明治時代

裏面に紋様が描かれていない為、当時の輸出品として作られたものと判断しております。
西洋に輸出されていた器は表面の絵付・絵柄を重視される為、裏は白のまま船で運ばれていたとされております。
西洋は壁に皿を掛けて飾る文化がございますので納得出来ますね。

ご覧の皿はその中でも特に海外文化を意識して作られたのがわかるモチーフです。
ナプキンは「ふきん(布巾)」の連想がはたらいてできた語ですが、ここでは敢えて日本語の布巾としてご案内します。
洋食のテーブルに見られるナプキンを当時の絵師が布巾として捉えた上で日本の伝統的な絵柄の中でも格式の高い鳳凰と桐を描いたものです。
良く見ると布巾の端の白い部分は凹凸のある陽刻作りとなっており布地のシワを表現しています。
更に背景となる黒地に見える部分には雲が描かれており、こちらも凹凸のある陽刻で表現されております。
黒と書きましたが良く見ると緑色と当時の呉須(コバルトブルー)を重ねて黒の発色に近づけております。

まるで油絵のように塗り重ねられた背景の色は重厚感溢れる作りをしており西洋文化を全面に取り入れた逸品です。

6枚揃いという部分にも西洋食器を重んじているのがわかります。
日本は5・10・20枚(客)が基本ですが西洋食器は6枚(客)が殆どです。

輸出されずに日本国内に留まった歴史を物語る8寸皿です。
もしかしたら一度海を渡っているかもしれません。そこは皿のみが知る歴史です。

6枚全てをテーブルに並べても圧巻ですし、1枚のみ皿立てに飾られて愛でても良い作です。
料理はやはりハンバーグやオムライスをイメージしますね。
グリーンサラダでも素敵ですしケーキを添えても皿が豪華に見立ててくれます。

飽きが来ない年中使える贅沢の極み。
この機会にご検討くださいませ。

商品をアプリでお気に入り
  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥79,200 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品
        CATEGORY