2023/09/26 19:42

研ぎ店頭にて指導中

研ぎ指導初日のM君。

本日は店頭にて初日指導を受講(通常は研ぎ場で行います)

刀の持ち方から研ぎの第一工程荒砥、備水砥まで。


M君が忘れないようにポイントだけ記載

*棟(むね)→鎬(しのぎ)→地(じ/平地)

まずは、ここまでを御自宅で仕上げて来てもらいます。


この夏はM君に頑張ってもらいましょう。

 

(研ぎ受講中の皆様へ/この夏研ぎ場ご利用の場合は研師直に御連絡願います/当店7月末より夏期休暇の為)

 

まずは一通りの工程を1年間を通して行います。

その都度、必要な道具は当店で準備致しておりますが、受講者様の方で準備できるようでしたら、そちらをお使い下さい。

 

研師の言葉を一部お借りしますと、

 

職人の世界なので言葉で伝えるよりも御自身の感覚で覚えて行くものです。

 

やっていくうちに刀の各部の名称は覚えて行きます。

 

目で見て、手の感覚で鉄を導く作業です。

刀を研ぐ時の座り方(姿勢)は、この前の段階でお伝えするようにしております。

又、研ぎ場は各々御自宅にて必要な道具と畳一畳程の空間を御用意して頂き、そこで行います。

研ぎの次の工程に入る前に研師に確認と次の工程のポイントを教えてもらい、再び御自宅で研ぎを行います。

 

この繰り返しを行うことにより当店では弟子入りとは異なる方法でお伝えしております。

 

御興味がございましたら「美術刀剣/研ぎを教わりたい方へ←こちらを御拝読願います。

 

現在の仕事と平行して研ぎを行うことになります。

弟子入りの場合は寝起き共になるので、そのような弟子入りを御希望の方は当店とは別の研師へ御依頼下さい。

 

まずは1年を通じて研ぎの工程を把握して下さい。

 

又、お手元の刀剣を研いでみたい方もお声掛け下さい。

失敗しても良い刀であるか?の判断は店主が行います。

失敗しても問題の無い場合は、そのまま着手します。

失敗すると後悔するぞ!という場合は当店が準備する練習用の刀を用いて練習を行い、その後御自身で研がれることをお勧めします。

 

刀鍛冶とは仕事内容が異なります。

お問い合わせをされる場合は御注意下さい。

 

プロの研師として金銭を受け取り仕事とするまで約20年を要します。

その20年後が想像可能な方、是非、お声がけ下さいませ。

 

研ぎ教室 各自続行中



M君 備水段階 東京

M君 改正 次は中名倉 東京

M君 そろそろ工程も仕上げ段階 神奈川

M君 シノギも潰さず、なかなかの腕前 神奈川

最後に師匠
研ぎ依頼品Yさん所有

Yさん、そろそろお納め出来ますよ。

 

皆様、各自、奮起中。

 

研ぎ教室の方がM君だらけなのは偶然です。

 

千葉のM君も備水頑張れ~。

 

 

 

令和2年5月25日追記

 

現在受講中の方々をもちまして、研ぎ教室の受付は終了致しました。

研ぎ教室 一時中止 オンラインへ切換

 

対面・実技

研ぎ教室を一時的に中止します。

 

研ぎ指導を受けられております方々には、個別に研ぎ工程をお知らせしております。

 

研師と直接、メール・電話・一部テレビ電話にて対応させて頂いております。

 

(一部、業務は古美術希が承ります)

個々の作業工程は店主が把握した上で行います。

 

本日より、新たに指導をご希望される方に関しましては、まずは店主より、道具の説明と研ぎ工程の内容・受講料等をメールにてご案内させて頂きます。

 

研師との面会は暫くの間は受付不可とさせて頂きます。

 

今からスタートされる方は、しばらくの間は、オンラインで対応となります

 

何卒、ご理解の程よろしくお願い致します。

 

古美術 希 のぞみ 店主


令和2年5月25日追記

 

現在受講中の方々をもちまして、研ぎ教室の受付は終了致しました。