2023/09/26 20:50

本日は余談です。
いつも胡瓜(きゅうり)を輪切りにしていると徳川家の葵の御紋を連想するのですが、これが食べられなかった人達が日本には存在します。
と、申しましても歴史好きな方でしたら既に御存知のお話ですので、そんなに表立ってお話をしてきませんでしたが、ある日「へ~、そ~なんだ」と同年代から言われた事もあり、本日は記載してみようかと思います。

胡瓜は3000年前からインドで栽培されており、それが中国に渡り、やがて日本に伝わった野菜です。
だいたい今から1500年程前に日本で栽培が開始されたそうです。
日本人は長い歴史と共にきゅうりを食して参りました。
胡瓜を黄瓜を書いた時代もありました。これも江戸時代のお話ですが地方で栽培されたきゅうりが江戸に届くまでに黄色く変色していたことから黄色い瓜と言われていたそうです。食感も悪かったことも書物に良くあげられております。

徳川の時代「江戸」

きゅうり(以下:胡瓜)は武士の間では食する事も禁じられており、徳川幕府のメニューに輪切りの胡瓜は存在しません。
そのような事をしたら打ち首です。

よ~く見ると、三つ葉の葵御紋に似ていることから始めは縁起担ぎのような感覚で三つ葉葵を食べるとは何事だ!と云ったふうに広がり胡瓜を食する武士がいなくなりました。

江戸時代は身体を冷やす食材としても胡瓜は人気がなかったそうです。

「徳川 きゅうり」で検索しますと詳細を書かれておられる方も多いので、是非、御興味のある方は御覧になってみて下さい。

今でも実はこれらを意識して調理を行う方もおられます。

料理人の来店が多いのですが、当店に通われている料理人さん方はどうなのか?今度、聞いてみたいと思います。

割とこのようなお話が多いのは江戸時代ですが、ちょっとした事からも歴史が学べるので疑問に思った事等は調べてみて下さい。

調べる方が増えると知識をカタチとする方が現れて、それらを受継ぐ人も現れて…受け繋ぐ事になります。

この手の話を、ど~だ!知らないだろ?と云うような態度と言葉で話をされるとウンザリしますよね。

そ~いう人から話を聞く時は興味のある事だけで良いと思います。

伝える人の人格も見越して受継いで下さい。

お話には本当と嘘がある事を念頭に御自身で調べると身に付きますし、ウザイ口調の方の話の中にも極希に「へ~」と云うお話もあるので、どれが知識となるかはそれぞれだと思います。

きゅうり如きに右往左往した時代は、然れどきゅうり。

色々な時代を経て残ったものは本物です。

胡瓜とシーチキン混ぜただけ~♪ここに醤油少々で白米美味しくいただけます。
私の友人の子供達はコレで胡瓜嫌い打破しましたよ。