寒くなると、温かい食事が恋しくなります。

簡単なところで、うどんと雑炊を入れてみました。

蒸気を閉じ込めてくれる蓋物は、熱々を長く楽しめるのが魅力。

器のフォルムもふっくらと温かみがあり、食卓に季節のぬくもりを添えてくれます。

蓋を開け閉めするたびに、どこか懐かしい気持ちになります。

食べ終わったあとも、見込みや蓋裏に描かれた文様が目に入るのも当時の絵師の優しくも嬉しい心遣いが感じられます。

冬の器は料理を“あたためる”だけでなく、“心まで包みあたためる”もの。

そんな一碗を、お気に入りの食卓に取り入れてみてください。